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#63.5 【番外編】 Minor Miracle(1)

.29 2008 OBLIVION日記 comment(0) trackback(0)
ゲラ=ハ君の冒険を楽しみにしている皆様には恐縮ですが、何と、お楽しみふろくに過ぎなかった「1曲いかがですか?」がついに番外編に進出しましたよ。いつもより画像の横幅も大きいですね。例によって私はフレーム外ですけどね。あ、右側は私の目には燃える骸骨にしか見えないデスたん(Captain Renault??)です。念のため。

帝国を代表する美女シリーズ

やっぱりこの2人は何か変ですよ。片方が視線を反らしている時には、片方が相手を見つめていると言った感じです。私はすっかり仲間はずれというか、百合自重しろ。中の人の趣味が出すぎていることを2つの月に代わってお仕置き、いえ、お詫びします。

コンパニオン同士の絡みはムズカシイ。「自重するのは貴様だ!他人のベッドに土足で入るな」

そうは云いますけどね、コンパニオン同士の絡みを撮るのは難しいんですよね。今アリエール嬢はスクリプトで睡眠してるからいいようなものの、あなたのポーズをつけて丁度いい位置に持ってくるのが捏造する側は大変なんだぞと中の人が、

「貴様らの都合など知った事か!」
「朝から仲いいですね~」

エロールの服は分かりにくいですがかなり細かい模様付き。ええもう、縁が腐って困るほどに仲良しですよ。

「触るな」

そんな冷たいことを仰らずに。そろそろケリをつけるべきだって顔してますよ。ゲラ=ハさんが例の涙を集めた今しかタイミングはないでしょうに。というかね、このブログはプレイ日記の癖にあちこちで伏線張りすぎだと批判されたんですよ。私だって新しい服でセイクリッド・シグネチャしたいの我慢してるんですから。ああすみません、そういう意味で新しい服を入れたらしいです、中の人は。

「・・・」



※作者注※
この番外編では、いつも以上に自重が足りません。元々はArielle嬢のその後という感じでクエストMOD作りたいな、というイメージで考えてました。例えば大学入学後に魔法ギルドで依頼され、Arielleの様子を見に行く→実家に行くとベッドの中の父親が事情を話す→屍霊術に傾倒する彼女を救えるか?といった感じで(記事中の父親はその名残)。しかし、クエストMODの傾向で思うのは、所謂二次創作的なものは好まれないということ。ゲーム内で皆が出会うNPCに、身勝手なイメージをつけるのですから当然です。クヴァッチなどバニラで喪失するようなものの復活や、ゲームでは敵対する組織の一員になるといったクエストMODは好評なようですが、特定NPCに入れ込んで運命を捻じ曲げてしまうような内容は好まれないのです。それはバニラのTES世界への敬意と云ってもいいかもしれません。(というよりバニラに影響しすぎるのは互換性の問題があるからかも)NPCを観点とすれば、クエストMODの主流はあくまでオリジナルということです。

要するにこの話はDLC Fighters Strongholdで明かされた内容に踏み込んで、Arielle Jurard嬢に救いを与えるためのものです。元々同姓同名なだけではと云われていることですし、飛躍が過ぎることをご了承ください。



アリエール嬢近影私の名はアリエール・ジュラード。
(Arielle Jurard:スパイク訳はアリーレ)

両親はアイレイド遺跡で出会ったのだという。父はバトルメイジで、母は農夫の娘だった。母が家族揃って盗賊に追われ遺跡に逃げ込んだところを、偶然に調査に現れた父に助けられたのだそうだ。
しかし私は母の顔を知らない。母は私を産むと他界してしまったからだ。そして父は母の妹、私にとっては叔母にあたる人と再婚した。私にとっては、母といえば叔母のことになる。少なくとも、アルケイン大学に入る頃まで私はその事実を知らなかった。

アリエール嬢の実家(家MODによるもの)ギルドの任務で国中を回っていた父だが、母が病に伏せたのを機に引退し、薬学と治癒術の研究をしながら、母と私の元で暮らした。一方で私は、父と同じ理由でアルケイン大学で研究をしたいと思うようになった。元はといえば、私がYellow Tickを患って看病したことから母の体調は崩れてしまったのだ。私の所為で母は別の病を患ったことになる。それも、それからずっと寝込まなければならない程の。

マンドレイク。バニラで十分リアル。病は教会で祈って治すもの。そうでなければマンドレイクなどを使った薬学が人々を病から救っていた。しかし、母の病は薬では治らず、教会は私の家からは遥か彼方だった。旅の僧侶が来てくれたこともあったが、やはり祭壇へ詣でることを勧められた。ナインは病で立てない人間には救いを与えないのだろうか。

父にはバトルメイジとしての実績があった。だが貴族ではないために、長じて帝都にやってきた私の前には現実が立ち塞がった。つまり、大学へ入るためには、この帝国の各町にあるギルド支部で相当の功績を挙げなければならない。奔走の日々が始まる。幸い、幼い頃から父の手ほどきを受けていた私には、魔術の才があった。

誰もノートを取らない授業中ようやく大学への資格を手に入れた私に、故郷から手紙が届く。母の訃報だった。そして、故郷に続く長い道を眠る間も惜しんで駆け抜けた私を待っていたのは、やつれた父の姿だった。それは気力の衰えに悪しきディードラがつけ込んだ最悪の事態だった。父もまた、健康な身体ではなくなっていたのだ。

父(捏造)全ては私が始まりだった。私の病気が、母も父をも蝕んだ。しかし大学を辞めようとする私に父は言った。同じ事を繰り返していてはいけない、と。そして自ら立つのも苦痛な筈の身体で、父は私の背中を押した。帝都へ戻りなさい、と。

大学へ戻った私は、更に治癒術と薬学の研究に明け暮れた。
しかし研究を突き詰めれば突き詰めるほど、魔法は万能ではないことを認識させられた。

人間は神になれない。

帝国の歴史ある学び舎で得た知識は、ディードラのもたらした病をナインの奇蹟が癒す、そのシステムの中に人の身で押し入るのは無謀であることを告げていた。しかし、諦める訳にはいかないのだ。父だけでも救いたい。その一心で私は眠る間も惜しんだ。

私はまるで死の化身だ。生まれることで産みの母を殺し、病で育ての母を殺し、父まで病の淵に追いやった。まるで・・・病を生み出すというディードラそのもののように。なのに、私の知恵では、神々の奇蹟の間に入ることが出来ないのだ。ならば私はどう償えばいいのだろう。

その本はらめぇぇ病がディードラのもたらしたものであるなら、私はディードラについて深く知る必要がある。魔術の研究の途上で、邪悪であると聞かされてきたディードラの本質に触れる、私もまた多くの魔術研究者たちと同じ道程を歩んでいた。だが、それを表立って標榜してはならないことは理性で理解していた。

父が亡くなるまでは。

私は間に合わなかった。父は野盗らしき何者かの犠牲になったそうが、病が無ければ盗賊など撃退できた筈だった。少なくとも私がその場にいたなら、手など出させなかった。辺境では常に森林警備隊の助けがあるとは限らないのだ。

運命が私に死の運び手をさせるなら、私の使命は死を乗り越えることだ。父も叔母も母も、私がいなければ誰一人として理不尽に生命を失うことはなかった。死を乗り越えなければ、罪を償えない。幸いなことに私は帝国の知識が集まる場所に所属している。治癒術体系を超えた所に答えはある筈だ。学友たちが云っていたように、変成術との組み合わせも良いかも知れない。私の使命は死をも乗り越える術を編み出すことだ。

「少し研究を離れ、休んだ方がいい」

居残って書き取り不用意に発言してしまった私に、大学はこう言い渡した。話ではアークメイジの方針で、生命を扱う研究は排斥される方向なのだそうだ。屍霊術と呼ばれる術体系に溺れた者たちは、例外なくギルドを離れていったのだという。私は彼らと同じことを望んでいるのではない。誰が自分の大事な人々を腐肉の塊や骨だけの怪物に変えて喜ぶものか。しかし、ギルドには私の考えは屍霊術に通じるものだと判断された。

破門こそされなかったが、私は理由をつけられて学舎から追い出された。最近は帝国でも実力のあるバトルメイジが不足している。父と同じ職務で、父を殺したような穢れた者たちを断罪するのは君の望みにはならないか等と言われて。どの道、何の後ろ盾も無い私には選択肢は無い。

表向きはギルドの任務だが、人の口に戸は立てられない。危険な思想を持っているとか、変わり者だとか陰口されるようになる。虚しく過ぎていく任務の日々の中で焦燥は大きくなっていく。学び取った魔法の力は悪漢に向けられた。生命の神秘に挑むべき運命を背負った身で、その為に学んだ力をもって悪人とはいえ他者の生命を奪うのだ。私の中で罪は膨張し、胸の奥を蝕んでいった。

「今度の任務だが、新人が囮役をしてくれるらしいよ」

さて、このArielle嬢はホンモノか否かバトルメイジの同僚、ロリアンド・ヘイナス(Roliand Hanus)は親切だった。学舎の中はともかく、噂は末端までは届いていないのか、それとも気遣いなのか。この男が優しいのは、ただ任務を良好な人間関係の中で遂行したいから、ではないのだろう。もしかしたら、同僚以上の好意を持ってくれているのかもしれない。その背にもたれかかれば、楽になれるかもしれない。そう思ったことが無い訳ではない。だが、それは赦されない。そして彼が愛したのは、明朗さを演じる私に過ぎない。

In 囮役をさせられたギルドの新人を危険な目に遭わせる訳にもいかない。こういうアイデアはアンヴィルのキャラヒルらしい判断だ。大学に入りたいという情熱を利用して、当面の危険への盾とする。私の潜入捜査も同じだ。厄介な者を危険な任務に追いやる、という意味で。新人には同情するほか無い。せめて安全に任務を遂行できるよう、バトルメイジとして導くしかない。私は恐れていた。容疑者の魔術師ではなく、新人やロリアンドが私の犠牲になることを。

そしてこの任務で新人は無事だったが、私はロリアンドを失った。自分にも相手にも警告は忘れていなかった。それでも私が振りまく無慈悲な死の運命が彼を放っておくことはなかった。ギルドの任務に携わる限り、否、私が自分の罪を拭えない限り、何度でも悲劇は繰り返されるのだ。

もう、堪えられない。

もはや誰もいなくなった故郷に逃げ戻った私を待っていたのは、一人の男だった。家に侵入されて怒った私の術を物ともせずに、マニマルコと名乗った男はこう告げた。

「魔術の心得があるようだな。両親にもう一度会いたいと願うか?」

少なくともそう考えた者が此処にはいたようだ、と男は続けた。渡された一冊の本は、古い日記のようだった。字がかすれていたが、署名にはジュラードとある。私の先祖なのだろうか。否、そのことよりも内容に私は驚愕した。屍から怪物を生み出すのは屍霊術の最底辺でしかない。屍霊術の奥義は生命の神秘を乗り越えることを可能としているのだ。日記は研究の記録だった。読めない部分も、知識で補えるかもしれない。

そしてその気があるならば、我等の仲間になるがいいと言い残し、マニマルコは去った。

マニマルコの洗礼誘いに応じ、私は屍霊術師と呼ばれる存在になった。底辺の術式で満足するか、ともすれば悪用する者がいるのは魔法ギルドでも屍霊術師でも同じだ。術式が悪なのではなく、用いる者が悪なのだ。ならば屍霊術だけが排斥されることはアークメイジの偏った考えでしかない。否、マニマルコが云うようにそれは致し方の無い本質ではある。大いなる力(immortal)を畏れるのは、命限りある者(mortal)の本能だからだ。

某教会にて。神々の領域に触れる屍霊術によって、私は運命に抗う。

その為なら世間から蔑まれても構わない。父が母が、私が奪った生命が理不尽の彼岸から戻ってこられるのであれば、他人の理解など必要ない。

私は大いなる力を恐れない。私が恐れるのは私という罪だけだ。

こわい研究ヲ完全ナ物ニスルニハ、実験ガ必要ニナル。
実験ハ研究ノ基本ダ。ナラバ、日々罪ヲ犯シナガラ恥ジル事ノナイ奴等ガ・・・父ヲ殺シタヨウナ盗賊ドモナラ適任デアル。
調達場所ニ、私ハ常々帝都ノ下水道ヲ利用シテイタ。
勝手ニ殺シ合ッテ死ンデイク彼等ハ実験材料ニ欠カセナイ。

Arielleは左の柱の影にいます。ある日、下水道の奥で常ならない騒動が眼前に展開された。
あのアカヴィリ鎧は皇帝直属部隊・・・ブレードだ。紅いローブの者たちと死闘を繰り広げ、彼らは去っていった。下水道に似つかわしく無い豪華な外套を着た老人が目に入る。あれは・・・皇帝陛下??なぜこのような場所に?

私ニハ関係ノナイ事ダ。
重要ナノハ、タッタ今奪ワレタ生命ガ・・・実験材料ガ数多横タワッテイル事ダ。

ズルなし。つまりPCがArielle。ブレードの1人が、襲撃者たちと折り重なるようにして死んでいた。後から現れたアルゴニアン(※ゲラ=ハのこと)がその遺体をまさぐっている。恐らくは乞食の類だろう。乞食はネズミと戦ったあと、崩れた壁の奥に消えた。何故気になったのかは分からない。私はそのブレードの兵士の遺体に近付いた。

綺麗な女性だった。

ゲームスタート時に、コンソールでローブを投入。年恰好は私とさほど変わらない。理不尽に命を散らし、醜いトカゲに身体を触られる。彼女もまたタムリエルに溢れる理不尽な死のひとつだった。実験の成果を彼女で試そうとしたのは同情からかもしれない。こんなことで私の罪が許されるわけではない事は分かっている。というよりもしているのはこれまで繰り返してきたのと同じく、実験なのだ。

『死ハ幸ナリ』

どこからかそんな声が聞こえた気がして、私は周囲を見回した。
術式は成功しなかった。相変わらず彼女は横たわったままだ。

何ガ幸ナモノカ。マダマダ研究ガ足リナイ。モット実験ヲセネバ。

再会それから、幾らかの日々が過ぎた後、私は彼女と思いも寄らない再会を果たした。皮肉なことに、任務で潜入捜査をしたあの宿屋だった。彼女を一目見たとき、私は息を飲んだ。しかしすぐに他人の空似だと思った。彼女はブレードの鎧ではなく、白いローブを纏った姿だったからだ。驚愕が表情に出るのを堪えながら、私は彼女に近付いた。

もしも・・・もしも彼女があのブレードの女性であるなら・・・術が成功しているのなら、私は成し遂げたのだ。この成果を持って故郷に戻り、両親を呼び戻すことができる。

よくある視点変更描写。「何用だ?」
「ご旅行ですか?」
「・・・ふむ、人なるものの営みは何処も同じか」

ブレードの戦士のはず。そう考える私の予想は、どことなく超然とした相手の態度で謎になった。

「私はアリエール・ジュラード。お姉さまは休暇中ですか?」
「我は・・・死をその名とする者」
「変わったお名前ですね、お姉さま」

私は情報を聞き出そうと、お近づきの印にと彼女に酒を奢り、食事を共にした。ギルドのバトルメイジであり、任務の日々に疲れているのだと疑いようの無い嘘を交えて語り合った。しかし分かったのは彼女が異様に酒に強いことと、どことなく浮世離れしていることだけだった。

観察ヲ続ケネバナラナイ。

(次回の番外編に続く)

MOD:Road to Far Farm
アリエール嬢の実家(家MODによるもの)本記事でArielle嬢の実家として紹介したのはこのMODによる家。家としての機能というよりは、田舎者ロールプレイにおすすめな作品。なお、クエストとして定義されるわけではありませんが、Readmeとヒント画像に従って、この家がどこにあるかを探すこと自体がこの作品の要素です。ヒントの場所から、家に向かって長い長い道が続いています。池のほとりで近くにはマンドレイクが咲いている、とてものどかな雰囲気の家MOD。

TOOL:Oblivion FaceExchangeLite
左がPC、右がNPC。とても簡単にPCのフェイスをコピーペーストできるツール。例えば他人のセーブデータやバニラのNPC、MODのNPCといったキャラのフェイスデータを、好きなセーブデータでPCの顔として利用できます。今回の記事ではエロールのデータとは別に、アリエール嬢をPCとして使用するセーブデータを作成しています。

<追記>
いい加減なことを書いてまして失礼しました。このツールでは、フェイスパラメータをテキスト化したものを取り扱うことができますが、FaceGenファイル(.fg)は読み込むことができません。FaceGenファイルをOblivionのセーブに適用させるツールは別に存在しています。

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★Notice★

「The Elder Scrolls IV : OBLIVION」のプレイ日記の体裁を取っていますが、「ロマンシングサガ ミンストレルソング」のキャラクターRPであり、両作の二次創作要素を含有した1人称小説でもあります。

これはCyrodiilで作者が体験した物語であり、あなたのプレイしたOBLIVIONとは異なる可能性の方が高いです。では、良い旅を。

◇サムネイル画像はマウスオーバーでポップアップします。ポップアップした画像からカーソルを離すと消えます。所により、大きめの画像でも更に拡大することがあります。

◇使用MODは日記本文中で紹介していますが、クエストMODでは別記事にしていることもあります。

◇ネタバレ、妄想/脚色含有にご注意。キャラクターには、故意に間違った情報の解釈をさせていることもあります。

Profile

ゲラ=ハ

Citizen:ゲラ=ハ
私の名はゲラ=ハ。作者になり代わり中止をお詫び申し上げます。ところで、角なのですが、Paradiseへ向かう頃には全部抜け落ちるというネタがあったようです。まぁそれが本来の私なのですが、いささか頭が寂しくなる話です。SKYRIM?ゲッコ族は生理的に寒いのは困ります。

Author:金明孟宗
普段は二次小説だか何だかの人です。
棲息地:【孟宗劇場】
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