スポンサーサイト

.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

#58 Brave Slave

.22 2007 OBLIVION日記 comment(0) trackback(0)
Braveは「勇気」ですが、語源的には「野蛮な」といったニュアンスも含んでいます。

オーガさん。今回の主役。

しかし、ある者がある者を野蛮と呼ぶのは、ただの主観に過ぎないのです。



 とある所に、奴隷の一族がいました。
彼らの神は、それを大変憐れに思い、救いの使徒を遣わすことにしました。



「早く此処を離れるのだ!よりによってこのような場所に!」

マラカス(Malacath)神像の前。のっけからジョフレ殿の罵声がしていますが、これには訳があります。我々は次々に《おょ》を追いかけているうちに、異形の彫像が建つ場所へと辿り着きました。私には何か分かりませんでしたが、ディードラの神を祀る場所なのだそうです。つまり、帝国の国教として崇拝される神々《ナイン》とは相対する神々を祀っているということで、迫害されこうして隠れて暮らしている者たちがいるのも帝国の現実なのです。
「一枚岩ではない」とはマーティン殿の御言葉ですが、まさにそのとおりの場所に我々は足を踏み入れてしまいました。

ジョフレ殿は当然怒っています。この地にいたのはオークたちで、この地では彼らの信ずる神《マラカス(Malacath)》が祀られているのだとか。彼らのほうも突然現れた我々を歓迎はしていません。が、少なくとも暴力に訴えて追い出すようなこともしないようです。まあ、ここにおわすのは次期皇帝だなどとバレてしまっても同じかは分かりかねますので、私としても早々に立ち去ることを提案したのです。が、もっとディードラの神々について知るべきではないか?と、またジョフレ殿を困らせるようなことをマーティン殿が仰います。

「騒ぐ程の事ではない。こうした場所が帝国内に点在していることを
 まさか知らないわけでもないだろう」

私は存じ上げませんでしたけどね。そういえば野に山に同じような像があるのを見たことがある気もしますが、私には各町の神の像も目の前のこれも同じにしか見えません。それに、マーティン殿の仰ることも一理あります。つまり、スィロディールの今ある危機は、何者かの策謀であるにせよ背景にはダゴンがいる。あの《おょ》の事を知るためにもディードラの神について知るべきだということです。或いは何かの糸口になる可能性も無いではありません。

「・・・では君が調べたまえ」

私には信教の縛りはありませんし、もしかしたら私の目的にも有益かもしれません。マーティン殿は建前上の縛りがある、これも理解しているつもりです。

この白馬は着いて来すぎ。さて、そういう訳で私が信者の1人に話を聞くことにします。もちろん最初から歓迎されてはいませんので、どれだけ話が聞けるかは分かりかねますが。ええと、「内なる醜さで私を納得させてくれ?」要するに袖の下要求ですか。やれやれ。

「マラカス神は我らオークを愛しておられる。
 御前や、後ろの者たちは愛しておられない。
 これ以上神殿に近付くのであれば、相応の危険を伴うと知れ」

マラカス信者。私の渡した硬貨を数えながらオークの男は云います。こんなことならマゾーガ殿にでも話を聞いておくべきでした。話によると、トロルの脂肪(Troll fat)を像に奉げればマラカス神の慈悲を得られるかもしれないとのこと。慈悲を得てどうなるのでしょうか。この神の像の下に謎の神殿でも現れて、我々を真理に導くのでしょうか。実際半信半疑でした。トロルの脂肪など単なる錬金材料ですし。ま、風の噂では脂肪だけで剥製を作る猛者が存在するという話ですが、役に立つような立たないような特技です。

そんな私の前で、像の足元に置いたトロルの脂肪が音も無く消失しました。思わず像の何らかの仕掛けかとその足元を見定めようとした時、頭上から声がします。

「賢明な者のようだな」

また像の仕掛け?あるいは信者のやらせ疑惑?そういうことも有り得ると振り返ると信者たちはおお神よとばかりに跪き、マーティン殿とジョフレ殿は驚きに目を見開いています。というか驚きすぎではないですか?確かに昔は私も像から神の声がするなど笑い飛ばしたでしょうが、この世界では神は結構身近にいます。教会で病を治すたびに「歓喜せよ!」とか恩着せがましいのがこの世界の神だと認識していたのですが。

神の言葉が流れる間は動けません。「始めまして・・・マラカス神、でしたか?
 少々お尋ねしたいことが」
「おお・・・ブラザーたちが!許せん!」

とりあえず話を聞こうとしたのですが、神様というのは常に一方的です。此方の話になど耳を貸しません。帝国の方々の奉ずるナインも「弱者を助けよ」とかいつも一方的に告げてくるだけです。しかし今回はそれでは困ります。

「マラカスよ!ダゴンは如何にしてナインの加護を破り
 この地を侵そうというのか、お教えいただきたい!」

マーティン殿はまっすぐですね。

「あの蛆虫めが!我がブラザーたちを所有物と抜かし、
 奴隷として働かせている!許さん!」

つまりブラザーとやらを解放しろと?

「馬鹿な!奴隷制度など残ってはおらん!」

ジョフレ殿の仰る通りであればそのはずです。

「オーガたちは私のモノだ!」

それはまたディープなご趣味ですね。世の中のごくごく一部には色々な萌えがあるそうですが、おおっぴらに「俺の嫁」とか仰ると、いいように捏造マスコミに叩かれますよ?

Quest:マラカス(Malacath)
森や山奥などに点在しているディードラの神像。その各所で受けることのできる、所謂「神像クエスト」のひとつ。この種のクエストはレベルその他の制限が設けられており、制限レベルは神像により異なります。このクエストはレベル10以上で受けられます。内容は、ドラッド卿(Lord Drad)という人物の鉱山で奴隷となっているオーガを解放するというもの。解放したオーガは普段と違い襲ってきませんので普通はありえませんが、オーガを1頭でも殺してしまうとクエスト失敗になります。報酬はエンチャントされたハンマー(ユニークアイテム)。ただし神像クエストの報酬の中ではショボイ方です。
神像の場所は、自由な探索の中で自分で探し出す場合と、各地で噂話から知る場合とがあります。ディードラにはダークエルフが多く信仰している神々が居ること、魔法の研究者なら一度はディードラの神々に興味をもつであろうこと、などが手懸りです。この種のクエストの中には幾つかかなり役に立つ報酬があるものがあります。ただし、クエストの内容は倫理観に訴えてきたりと毒が含まれていることがあります。

敬虔なナイン信者をロールプレイしたい場合にも、メインクエストの流れで必ず一度は神像クエストを受ける必要に迫られます。話を聞くだけ聞いておき、ロールプレイの許せる範囲で受けてみるのも一興かもしれません。まあ、大抵の方は毒も楽しまれると思われますが。

マラカス神は興奮した口調で要求を申しつけて去っていきました。さて、どうしましょうか。

「殿下!」
「しかし要求を聞かなければ話を続けられないようだ」

帝国では奴隷制度が無くなったと聞き及びます。かつて(というほど昔でも無い様子ですが)は私のようなアルゴニアンやカジートが奴隷の立場でいたそうです。遥か北東のダークエルフの国、モローウィンドでは、根強く残った奴隷制度に抗い、その解放を旨とした組織もあるのだそうです。そうして解放されたかつての奴隷階級の者たちには、この帝国で盗賊として生きている者がいるという皮肉な現実もある様子ですが。とにかく奴隷を持つことを違法としたこの国で、モンスターを労働力に使うのはどう解釈されるのでしょう?

「とりあえず、そのドラッド卿に話を聞いてみよう。事実かどうかも分からない」
「なりません!邪神の言葉に従うなど!」

ドラッド卿の地所(Lord Drad's estate)おふたりの反応が事の是非以前の話なのも予測どおりです。そして結局、色々考慮して私が話を聞きに行くことになるのも。ドラッド卿の屋敷は、マラカス神像からさほど遠くない場所にありました。農園を含む広大な所有地と、その中の豪勢な屋敷。貴族というヤツですか。サンゴ海ではお会いすることのなかった人種です。即身包み剥いじまえ、キャプテンならそう仰るでしょうね。

「では、私が行ってまいります」
「大丈夫か?」
「大丈夫ですよ。ところで明らかに不法侵入ですが、
 ジョフレ殿にはどうかお目こぼしを」

奴隷を扱っているような貴族の前にアルゴニアンが1人で行くことが大丈夫か、マーティン殿はそう仰っているのですが、まあ心配はないでしょう。いきなり荒事では困りますが。ブツブツ云っているジジイを背景に屋敷に入ります。ドラッド卿は2階にいらっしゃいました。

「ようこそ、という所だが歓迎はできかねる時間だな。」

ダークエルフってウホッ扱いが多いよねとりあえず話術で誤魔化しておきますか。通報されてもアレですし。

「ふむ・・・かつての私は愚かだった。
 君のような友人を奴隷として使役していた。
 アルゴニア人の君が私のようなダンマーを
 訪ねてくれる事を嬉しく思うよ」

本音なのかどうか知りませんが、彼は罪の意識を言葉にしています。とにかく此処は土地が肥えていて、しかも最近鉱山まで発見したこと、モローウィンドを出て正解だったこと、などを彼は話します。まあ、別段悪い人物ではないのかもしれません。マラカス神にとってはそうではないのですが。

「オーガを奴隷として使っているという話ですが」
「いいアイデアだとは思わんかね?」

帝国評議会(The Council)の愚か者達はモンスターを捕え、闘技場の見世物に使っている、と彼は云います。ああ、私はまだ行ったことが無いのですが、実は帝都にはそういう場所があるそうです。続けて彼はそれを何の生産性もないただの野蛮極まる娯楽だと批判し、解放したかつての奴隷も結局そこで命を賭け事に使われたりしていると嘆きます。

ドラッド卿(Lord Drad)「私はオーガどもに鉱山を掘らせている。
 実に合理的で実際に利益を出しているよ。
 タムリエルに暮らす友人は誰も傷つけず、
 法に抵触することもない」

彼はオークから鉱山を安く買い取ったそうです。
鉱山は少し岩盤が固すぎて人の手には余ったのですが、モンスターを使えばかの寂れた鉱山(Bleak Mine)も名前どおりの場所ではなくなるということでした。さて、どうしたものか。私は適当な言葉でその場を辞して、マーティン殿の元へ戻り、訳を話します。

「モローウィンドから流入してきて、金で地位を買ったよくいるタイプのダンマー貴族だ」

うんざりしたようにジョフレ殿は仰います。そしてどこにも後ろ暗いところはないことも付け加えます。モンスターを労働力にしてはいけない、という法律はないのだそうです。

「そうだな。魔術師が召還魔法でモンスターを使役するのと変わりが無い」
「どうしますか?」

法がどう云っても、マラカス神の望みは変わりがありません。何らかの美しい義憤にかられるような事態でも無い様子です。まあ、オーガの立場からすれば問題は大有りなのでしょうが、解放したオーガが大挙してそのまま襲い掛かってきたら大変です。しかし、このまま鉱山を襲い、中にいるであろう牢名主たちを掃討することにも、私には感じるところはありません。

「設備の整った・・・ギルド規模の組織が行うのならともかく、
 こんな場所で一貴族に過ぎない者が大量のモンスターを飼育しているのは問題です」

おやまあ。ジョフレ殿がそのようなご意見をなさるとは。

寂れた鉱山(Bleak Mine)「しかしこの奴隷使役を裁く法はありません。
 然るに殿下が手を下すことではございません。
 ギルドにでも依頼して処理するべきことです」
「それを待つのは時間がかかりすぎはしないか」
「ところが・・・驚いた事には、こんなところに戦士ギルド員が!」

このジジイ・・・はいはい。私1人でやれと。鉱山の入口は施錠されており、明らかに不法侵入の極み。中にオーガたちを見張る者たちがいれば、間違いなく咎められることでしょう。いや、この世界ではそういう時、いきなり斬りかかられてもおかしくない事は今更言葉にすることではありません。



奥側が牢です。逆にも見えますが。 彼は神の言葉を聞きました。もうすぐ我が使徒が御前たちを牢獄から救い出すであろうと。そして神の言葉どおり使徒は足音もなくやってきました。光(Star Light)に包まれた姿は、小さく醜いものでしたが、それでも彼らにとっては神の遣わした英雄だったのです。使徒は彼らを鞭打っていた醜い者たちを1人残らず倒しており、彼らは使徒に導かれて、再び見ることは無いと思っていた太陽の下へ戻ったのでした。



外に向かうオーガたち鉱山でオーガたちを管理していたのは武装した一団でした。結構な装備を身につけており、私は最初の1人に予想通りの歓迎を受けると、残りはスニークで仕留める方法に切り替えて奥に進みます。彼らは鍵を持っており、檻で出口を封じた奥底で、オーガたちに銀を掘らせてしたようです。少々躊躇しましたが、檻を開けると、オーガたちは襲い掛かってくることも無く、列を成して鉱山の外へと向かいます。後のことが気になりますので、私もオーガたちについて外へ出ました。例えば寄ってたかってドラッド卿に襲い掛かるといった事態は、幾らなんでもアレですので。

外に出ると、オーガの行列を見送る二人の姿が。何のかんの云って黒いです。

「さて、オーガたちは特に暴れる様子でも無いようですね」

要求は果たしました。さっさとマラカス神に口を割らせに戻りましょう。

「フン、答えがあれば良いがな」
「見ろ、あれを。あれがマラカスの罰のようだ」

マラカスの罰オーガたちは暴れまわることはしませんでしたが、畑の周りに集まっています。屋敷から何事かと出てきたドラッド卿と、夫を褒め称えながらもオーガの奴隷はやりすぎだと仰っていた奥方が畑の真ん中に連れ出されました。オーガは言葉無き言葉を発し、農具を指差します。そう、オーガたちは自分たちがされたことと同じ事をドラッド卿にさせているのでした。可哀相ですが、オーガをブラザーと呼ぶ神の罰はこんな感じなのでしょう。

と、オーガのうちの一頭が此方を見ていたと思えば近付いてきて立ち止まります。

何か言いたげ。「な、何のつもりだ」
「何かを伝えたいようですが、分かりませんね」

マルディアスならともかく、この地では私にはモンスターの言葉が分かりません。まあ礼には及びませんよ。それに今度荒野で出会うことがあったら、互いを互いと認識しないでしょう。
今後私は一切オーガに襲われないという保障でもあれば別ですが、根本的に相容れない間柄であることに変わりは無いのですから。

とにかく、マラカス神像の所まで戻りましょう。



 彼は使徒に訴えました。あなたが救い主であるなら、どうして貴方がたが彼らを罰さないのですか?と。神の使いは何も答えず、明らかに何かを勘違いしたような態度で去っていきます。仕方が無いので、彼は神に訴えることにしました。彼が欲しかったのは自由で、こんなところで貴族の真似事をすることではなかったのですから。



神像前に戻った我々は、再び像に話しかけます。マラカス神は満足そうに笑い、ドラッド卿に与えた罰を語りますが、見てきましたとも。

さて、御言葉を頂けるのでしょうか「ハハハ、これからもブラザーのことを宜しく頼むぞ!」
「では、我らの疑問にお答えを」

できればこの私がマルディアスに帰る方法も教えてください。

「褒美を遣わす。ご苦労だった」

いきなり空中に現れたハンマーを、私は慌てて受け取ります。打撃武器はスキルを鍛えてないので不要です。我々が欲しいのはモノではなくて言葉です。

「ゲラ=ハ君、君は思っていたより愚かだな」
「な、何ですか」
「たかがディードラの神の一柱には、殿下の問いかけは大き過ぎるのだよ」
「き、貴様!」

ジジイ反撃ジジイの挑発に神の声が怒っています。や、やりますねジョフレ殿。勿論、何の論理も無い嫌味ではないところがこの好々爺の正反対のハゲの恐ろしいところです。つまりは、ダゴンの力をスィロディールにもたらすことができるゲートの作り方を知っているのなら、このマラカス神も我々にブラザー解放を要求しないだろうということです。

「像を通じてダミ声を漏らすのが関の山だ。まったく徒労でしたな。
 まあ動いたのはゲラ=ハ君だけでしたが、時間はそれ以上に貴重です」
「黙れ!」
「この老人を呪いにかけてみるかね?
 やってみるがいい。タロスの加護を打ち破れるというのなら」

ちょっとだけジョフレ殿を見直しています。しかし度胸ありますね。
しかしながらいつものポーズで考え込んでいたマーティン殿は静かに問いかけます。

「・・・今いただいた槌は、ただのエンチャント武器ではない、そうですね?」
「そ、そうとも!我が力、神気を浴びた宝物だ」
「助力を感謝します、マラカス神」
「わ、分かればよいのだ」
「こんな微妙な性能のしょぼいハンマーが何だというのかね?」

いや、マーティン殿が折角フォローしたのですから、ジョフレ殿も挑発はもういいです。つまりディードラの神々も、ナインに守られたこの世界に力を届けることができる。その証左として今いただいたハンマーのような《神器》の存在があります。《おょ》は、その大規模なものと考えればいいということでしょうか。

「分からないが、糸口にはなった」

何か背景でまだジョフレ殿とマラカス神が口論してますがスルーしましょう。今回のことは決してムダにはならなかったようです。私はマラカスの神器をマーティン殿に預けることにしました。持っていても仕方ありませんし。

さて、それでは旅を続けましょう、というところで事件は起きました。オーガの群れが奇声を上げて駆けてきたのです。ハゲが神を怒らせ過ぎたからでしょうか?何か様子が・・・??



突然オーガの群れが 彼は神に告げます。私は私を奴隷として扱った者たちと同じになりたくないと。すると彼は共に苦しみの生を繋いで来た仲間たちに責められました。「神の声に従わない御前は裏切り者だ」「血をもって償え」・・・彼は仲間たちからの暴力に反抗せず、ただ神の元へと急ぎ、そして仲間たちはそれを逃避と判断して迫ります。裏切り者に死を。このままでは彼は仲間たちに殺されてしまうでしょう。



加勢・・・していいのでしょうか先程の何か言いたげなオーガでしょうか?明らかに一頭のオーガを他のオーガが寄ってたかって攻撃しているように見えます。加勢すべきでしょうか。我々は逡巡・・・いえ、ジョフレ殿は剣を抜いて馬を降り、こんな奴らで意趣返しのつもりかと神を罵りながら戦列に立ちます。もうやるしかありませんか。オーガをブラザーと呼び、わざわざ助け出させた神の前です。いったい何があったのでしょうか。

私は攻撃を受けている一頭のオーガを背にして加勢することにしました。どうみてもドラッド卿から解放されたばかりのオーガたちです。どうしてこんなことになったのかは分かりませんが、先程何かを告げようとしていた目を思い出したのです。



 気がついたとき、彼は1人で仲間たちの折り重なる死体の中に立っていました。神の使途が彼に加勢してくれたのです。何故こんな事にと嘆いても、彼の言葉は目の前にいる使徒には届きません。神もまた、彼に何の言葉も与えませんでした。彼は奴隷のままが幸福であったのか、こうして1人で自由を得た今が幸福であるのか、どちらなのでしょうか。



オーガとゲラ=ハ。通じるものは無し。「どうやらマラカスは行ってしまったようだ。
 全く何がさせたいのかさっぱり分からん」
「行こう、ゲラ=ハ。まるで人間を見ているようで辛い」

皮肉にしか見えない結果に、神も姿を隠したのでしょうか。オーガは何かを問いかけるように視線を此方に向け、仲間たちの死体の真ん中で仁王立ちになっています。しかし、もう私にできることは何も無いのです。

MOD:Rideable Ogre
乗用オーガ(Ogre MkV)オーガを馬のような乗用動物として扱うことができるMOD。乗り心地は最悪で、3D酔い必至かもしれません。あくまでジョーク系という感じでしょうか。通常の馬と乗り換えて使うことができます。ただし、馬と違うのは、敵に襲われても一切攻撃行動をとらないことです。間違えてプレイヤーがダメージを与えると攻撃してくるので不思議です。導入すると帝都の馬小屋の近くに乗用オーガが立っています。馬と同様、一度跨るとファストトラベルしても着いて来ますが、街には入ってきません。

実は今回、助けたオーガが感謝して云々といったネタ用に導入していました。しかしこのクエストで此方から攻撃しない限りプレイヤーを襲ってこない奴隷オーガたちは、乗用オーガが視野に入るなり襲い掛かってきます。慌ててファストトラベルしてクエストを終えるべくマラカス神像に話しかけていると、ついてきた乗用オーガを追いかけてオーガの群れが大挙して現れ、もみあっているうちにいつのまにかジョフレも戦闘に参加していた、というのが日記の真相です。

comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://geckob.blog83.fc2.com/tb.php/69-562044dd

★Notice★

「The Elder Scrolls IV : OBLIVION」のプレイ日記の体裁を取っていますが、「ロマンシングサガ ミンストレルソング」のキャラクターRPであり、両作の二次創作要素を含有した1人称小説でもあります。

これはCyrodiilで作者が体験した物語であり、あなたのプレイしたOBLIVIONとは異なる可能性の方が高いです。では、良い旅を。

◇サムネイル画像はマウスオーバーでポップアップします。ポップアップした画像からカーソルを離すと消えます。所により、大きめの画像でも更に拡大することがあります。

◇使用MODは日記本文中で紹介していますが、クエストMODでは別記事にしていることもあります。

◇ネタバレ、妄想/脚色含有にご注意。キャラクターには、故意に間違った情報の解釈をさせていることもあります。

Profile

ゲラ=ハ

Citizen:ゲラ=ハ
私の名はゲラ=ハ。作者になり代わり中止をお詫び申し上げます。ところで、角なのですが、Paradiseへ向かう頃には全部抜け落ちるというネタがあったようです。まぁそれが本来の私なのですが、いささか頭が寂しくなる話です。SKYRIM?ゲッコ族は生理的に寒いのは困ります。

Author:金明孟宗
普段は二次小説だか何だかの人です。
棲息地:【孟宗劇場】
ご意見ご感想などは【こちら】

Category

Recent entry

LINK+

Recommend

Page Selector

RSS

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。