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#51 The Game

.17 2007 OBLIVION日記 comment(0) trackback(0)
ブラヴィル(Bravil)にある幸運の老婦人像。

幸運の老婦人像

その名前の通り、ナインの力によるものなのか幸運の恩恵があるのだそうです。

MODで得た白馬の性能はかなり高いです。足早すぎ。白馬騎士団の面々と別れを告げ、私はクローディアで北を目指します。クローディアというのは騎士団で頂いた白馬の名前です。とてもマゾーガ殿の口から出たとは思えない名前ですが牡馬です。私に白馬が与えられるときに、何者かが意地悪をしたそうで、クローディアは一見大人しそうに見えて実は大変気性が荒く、人見知りが激しいとのことでした。そのはずが、何だかすんなりと私を主人と認めてくれたようなので、これから先の旅に使わせて頂く事にしたのです。

ブラヴィル(Bravil)の町並みレヤウィンが「秩序」なら、すぐ北にあるブラヴィル(Bravil)は間違いなく「混沌」の街です。街中の水が淀んでいるらしく、独特の臭気を放ち、一言で言えば不潔で湿った街でした。この環境に堪えかねて帝都などへ出て行くことを望む者、どこからか流れてきて都合よく居座る者、環境はともかく自由を楽しむ者などがこの街の住人の姿です。全てが混沌である代わりに、何の諍いも無く様々な種族の者が暮らしていました。アルゴニアンやカジートの文化がよく表れているとの話も聞きます。

戦士ギルド・ブラヴィル支部さて、先ずはギルドへ。そういえばレヤウィン支部で白馬騎士の件を説明するのを忘れていました。まあ何とかなるでしょう。街の雰囲気に合わせたかのような、半ば腐敗した木材でなる建物でしたが、ギルド員たちは陽気です。この街の美点は何もかもが気楽であることなのでしょう。そこで云われたことは、そんな高価な鎧を身に着けていたら狙われるという話でした。

グラス製の鎧は高級品のようです。つまりは懐がそれなりに暖かいと云っている様なもの。武装もそうで、高価な品、珍しい品をちらつかせていると狙われやすい上に信用もされないと。少なくともこの街では、トラブルに手招きしているような風体は歓迎されないとのこと。なるほど、納得のいく話です。幸いギルドには衣服が余っているので、私は少々臭う着古しの服をかき集めて身につけることにしました。

そういえば、恥ずかしいことに私はレヤウィンからここに来る間の僅かな道程で、ウィル・オ・ウィスプと戦う羽目になり、結果として知力と意思力にダメージを蒙っていました。手持ちの材料では回復薬も作れないので、教会に行っておくことにしましょう。

ウルサンヌ(Ursanne Loche)教会に入るなり、女性のすすり泣く声が。噂によれば各地の教会の地下は墓地になっているので、迂闊に夜中に潜入すると亡霊の襲撃を受けるとか何とか。しかし今はまだ昼間です。この微かな嗚咽は生きている女性のものでしょう。祭壇の前にその方はいらっしゃいました。どうも本を読みながら泣いていらっしゃるようです。泣ける本はスィロディールではまだ見かけていないのですが、よければ教えていただきたいものです。

「どうか助けてください・・・」

ところが、祭壇でナインの奇跡の恩恵を受ける私にその女性、ウルサンヌ殿(Ursanne Loche)が告げたのは助けを求める言葉でした。彼女の夫が賭博で借金をし、高利貸しに呼びつけられて以来帰ってこないとの話です。ふむ・・・流石に悲しみにくれるご婦人に向かって自業自得だとも云えませんね。

Quest:狩りの獲物(Caught in Hunt)
街の噂(恐らく女性から)で情報が得られます。ウルサンヌ(Ursanne Loche)の話を聞き、彼女の夫エルロン(Aleron Loche)の行方について借金取りクルダン(Kurdan-gro-Dragol)から聞き出し、後はクルダンの言うとおりに動くこと。結果として1ダンジョンの攻略が必要で、最後はクルダンと決着をつけます。報償は読むと話術スキルが向上する本「狼女王の伝記(Biography of the Wolf Queen)」

取り敢えず、その高利貸しを探しましょう。借金を返させるのに何らかの仕事をさせているのかもしれません。宿酒場「孤独なヤモメ亭(The Lonely Suitor Lodge)」に居るという話です。

酒場に入って最初に目に入ったのは見慣れない鎧を着たアルゴニアンの男です。この街でも戦闘態勢の整った装備を身につけている者がいました。町の流儀を知らない私のような流れ者か、あるいは、余程腕に自信があるのかいずれかです。確か、借金取りはオークの気の短い男だと聞いていたので彼ではありません。

ジー=ター(Jee=Tah)との出会い「お、見ねえ顔だな」

男は風体に似合わず、気軽な態度で話しかけてきました。

「ふむ・・・ボロで隠しちゃいるが
 結構いい身体してんじゃねえか」

腕っ節がありそうだ、という意味で男はそう云って無遠慮な視線を投げかけてきます。この国ではよく使われる表現のようですが、私もようやく「こそこそした人」を卒業でしょうか。白馬騎士団で過ごした日々では正面から斬りあう場面が多かったのです。

「クルダン-グロ-ドラゴル(Kurdan-gro-Dragol)という男をご存知ありませんか?」
「おいおい、丁寧な口調にしちゃ景気が悪い話だな」

まあボロを着た男が高利貸しを探している、と言えば目的は自ずから予測されるわけで。アルゴニアンの男は勘違いして言葉を続けます。

「稼ぎたいなら相談に乗るぜ?あんた結構モノになりそうだ」

こういう街では余計な自己紹介はしないものだと思ったのですが、男はジー=ターと名乗り、少々荒っぽい事をするだけで儲かる話があるとまくし立てます。

「聞いたことが無いか、ブラックウッド社の名前を?」

ブラックウッド社と言えば、戦士ギルド・レヤウィン支部の頭痛の種である、新進のギルド組織。ギルドよりも低料金で危険な任務を請け負うとの噂です。やれやれ、商売敵じゃないですか。白馬騎士団の件だって後で色々言われそうなのに、これ以上義理を欠いた事はできませんよ。というより、今はそんなことをしている場合じゃありません。

「いえいえ、金を借りる為に来た訳では無いのです」

かいつまんで事情を説明すると、酒場の人々が同情の声を上げます。どうかできるものなら救ってあげて欲しいと。しかし、ジー=ター殿だけは呆れた顔です。彼は小声で耳打ちしてきました。

酒場の情景「よくもまあ無責任に助けてあげてと云えたもんだな。
 あいつは危ねえ男だ。係わり合いにならん方がいいぞ」

ええ、ウルサンヌ殿もそう仰っていましたし、ここの人々もその点に関しては共通認識のようです。というか、いきなり静まりかえりましたね。なるほど元より此処に違いないと云われて来たんでしたっけ。酒場にはいらっしゃらないようなので階上にお泊りですか。

「よせよせ。大体、借金まみれの夫を助けろ、なんて話に
 まともな謝礼が出る筈もねえ。割に合わないってもんだ」

貴方の考え方は否定しませんよ。職業戦士とはそういうものです。

「何てったっけか、最近は同族の御人好しが目立ってなぁ。
 クヴァッチを救ったとかいう男もアルゴニアンらしいぜ。
 おめでたい野郎が増えたもんだ」

トホホなご意見をどうも。しかしまあ乗りかかった船なんで、やれることはやりましょう。

「ああ、もしかしてアレか?アレならわかる」
「よく分かりませんが、身近でナメた真似されるのが嫌なだけでして」

丁寧な口調で悪ぶるな、と笑われながら私は階上へ向かう事にしました。目的の男の姿は直ぐ目に入ります。この男もこれ見よがしに武装していますが、よくこんな男から金を借りられたものです。

高利貸しクルダン(Kurdan-gro-Dragol)「どうも」
「ああ?何だてめえは?」

エルロン・ロッシュ(Aleron Loche)は今何処にいるかご存知ですか?と訪ねましたが、さあねと相手にされません。かといってこんな男に袖の下を渡すのもどうかと思います。

「幾らブラヴィルでも、住人1人拉致するような事が
 通るとは思えませんが」
「人聞きの悪いことを云うんじゃねえよ。何の証拠がある?」

エルロンの借金は金貨500枚でしたか。彼を拉致することでそれ以上の稼ぎになるんですか。それをすることで貴方がセプティム硬貨数枚で雇われた刺客に追い回される事になるかもしれないですよ?

「ハハ、脅しなのかジョークなのかよく分からん奴だ」
「今彼を帰した方が儲けになるかもしれませんよ。
 いずれにしても命あっての物種です」
「・・・フン、面白えじゃねえか。じゃあアンタの強気に免じて、こういう話はどうだ?」

クルダンの話では、失われた家宝の斧がある場所が分かったが、危険な遺跡にあって取りにいけないので代わりに取って来いとのこと。ふむ・・・彼にそれができないとは思えないのですが。何でも、場所が問題だそうで、湖の真ん中の小島にあるのだとか。どうにも胡散臭い話です。

クルダンが用意した小船そして逆に言えば、彼の話に乗らないとエルロン・ロッシュの居場所は永久に分からない、という脅しです。怪しかろうがそうでなかろうが話に乗る以外選択肢はないとクルダンは笑います。ご丁寧に船まで用意してくれるようです。ジー=ター殿のまあ頑張れという言葉を背に私は酒場を出て、船があるという場所に行きました。何か仕掛けがと思いましたが、何の変哲も無い小船でした。アルゴニアンに対して船を貸すことそれ自体がナメた行為ですね。まあいいでしょう。行ってみるしかありません。

グリーフ砦(Fort Grief)クルダンが指定した古代遺跡、グリーフ砦(Fort Grief)は、彼の言葉どおり、湖の小島にありました。しかしご丁寧に船着場があるということは、行き来があるという意味ではないのでしょうか。この話、油断できないものがあります。彼の狙いが何であれ、一筋縄ではいきそうにありませんね。

砦の正面には大きな柵があり、錠前が見えません。これは別の仕掛けで・・・ああ、ありました。柵の正面右側にこれ見よがしにレバーがあります。レバーを回すと柵が開きました。正面の壁に血で描いた×印。挑発のつもりでしょうか。と、男が1人いました。

エルロン・ロッシュ(Aleron Loche)「どうも」
「ああ・・・君もか」

彼はエルロン・ロッシュと名乗ります。ああ、あなたを救出に来たのですよ。奥方に依頼されましてね。と云った所で入ってきた柵がいきなり閉じてしまいます。人の気配が感じられませんが、自動で閉まる仕掛けがあるのでしょうか。

エルロン殿の話を聞くと、どうも我々は騙されたということらしいです。つまり「家宝の斧」の話はデマカセで、その言葉に乗せられて来た我々は此処で彼らのゲームに強制的に参加させられるとのこと。砦の中にはハンターたちが待ち伏せており、我々得物を仕留めるのがその内容。我々としてもそのハンターが持っている鍵を入手しないと逃げられないという仕掛けです。そしてその内容を賭け事にして更に稼ぐのがクルダン流というわけです。

ジー=ター殿には笑われましたが、ナメられたものです。元海賊としてこういう事をされるのは気分がよくありません。ハンターとはよく言ったものです。どちらが狩人でどちらが獲物かを知らしめてやりましょう。しかし問題があります。私1人ならそれでいいのですが、エルロン殿がいます。行動を共にしなければ、もしもということがあります。

「や、やめてくれ。中に入るのは御免だ」

遺跡から彼は逃げ出してきたのだそうです。中には狩人だけでなく、罠が仕掛けられているとのこと。そういう経験が無い方に其処へ行けというのも酷だとは思いますが・・・。

「駄目だ。わ、私には・・・無理だ」

仕方がありません・・・では、隠れていてください。狩人が地下にだけいるとは思えません。入る前に砦に昇って調べましたが、狩人の姿はありませんでした。私が戻るまで姿を隠していてください。さっさと済ませてきますので。

砦に入った私は、弓で1人ずつ狩人を処理していきます。《狩人》たちは足音は立てて居場所は丸判りな上、自ら罠に引っ掛かる者まで居る始末。なるほど、橋梁部を渡るだけで鋲つきの振り子が左右から飛来したり、毒煙に落とし穴と罠は豊富です。クルダンにしてみればゲームを盛り上げる障害物というところでしょう。

狩る者と狩られる者こんな茶番に長く関わるつもりはありません。狩人たちは本人が気付かない間に闇の中から弓の攻撃を受けて倒れていくのです。現在私の戦い方で最も効率的なのはこの方法です。彼らもそれなりの相手が来るのであれば狩人などしなかったでしょう。憐れですが、貴方がたが背負ったリスクです。そして、この演出をした男にはそれなりの教訓が必要でしょう。

狩人を倒し、それぞれ所持していた鍵を入手しましたが、これらは砦の所々の扉を開くためのものでした。なるほど、この砦から脱出するための鍵はありません。となると・・・急がねばなりません。

私はスニークをやめて罠の作動も構わず地上を目指します。そして地上に出たとき、丁度男の断末魔の声が聞こえました。エルロン殿・・・!

「てめえが生き残っ・・・!」

決戦恐らくは碌に抵抗できなかったであろうエルロン殿を殺し、悠々とのし歩いているクルダンには、これ以上語らせる必要はありません。私は砦内で入手したネズミの肉を使い、作成した毒を槍に塗りつけて準備していました。砦の上には手下らしき弓使いの姿がありましたが、先にクルダンを斬り倒します。弓使いの方は・・・こんなくだらないゲームを行う男の手下など、あの黒弓盗賊団に比べれば物の数ではありません。

エルロンの最期エルロン殿は階段の途中で息絶えていました。いつでもそうですが、現実は死の直前に言葉を残せるほど甘くはありません。誰しもこういう場所では突然に死を迎えるのです。そういう場所に敢えて身を投じた者でなくとも、ただ金銭にだらしないだけのこの男であっても。明らかに失策でした。ゲームの内容がまともであるはずはなく、私はエルロン殿を引き摺ってでも共に連れて行くべきでした。クルダンの死体から本物の鍵を奪い、私は砦の中のレバーを動かして柵を開けます。

悲しみの報告ブラヴィルに戻った私は、夫人に結果を報告します。精一杯力を尽くしてくれたのだと思います、と云われると少し良心が痛みます。謝礼をと彼女が差し出した本ですが、受け取るわけには、

「元々、保釈金の元手にするつもりだったものですから
 どうかお気になさらないで・・・」

彼女はそう云うとそのまま消えてしまいそうな足取りで去っていきます。酒場にも行き辛く、私は重い足取りでギルドに立ち寄ります。と、そこで一斉に注目を受けました。

ギルド内部「な、何ですか?」
「本部からご指名が来てるぞ。急ぐようにとのことだ」

そうですか。では馬を飛ばしてカロールに戻るとしましょう。

そういえば、帝都の船の形をした宿「ブローテッド・フロート」での事件といい、今回の件といい、ブラヴィルに関わることでは失敗続きです。私自身はそれほど不快は無く、むしろパイレーツコーストと思い出させる街だったのですが。幸運の老婦人像が嘲笑う様に見下ろす視線を背中に受け、私はこの町を後にすることにしました。

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「The Elder Scrolls IV : OBLIVION」のプレイ日記の体裁を取っていますが、「ロマンシングサガ ミンストレルソング」のキャラクターRPであり、両作の二次創作要素を含有した1人称小説でもあります。

これはCyrodiilで作者が体験した物語であり、あなたのプレイしたOBLIVIONとは異なる可能性の方が高いです。では、良い旅を。

◇サムネイル画像はマウスオーバーでポップアップします。ポップアップした画像からカーソルを離すと消えます。所により、大きめの画像でも更に拡大することがあります。

◇使用MODは日記本文中で紹介していますが、クエストMODでは別記事にしていることもあります。

◇ネタバレ、妄想/脚色含有にご注意。キャラクターには、故意に間違った情報の解釈をさせていることもあります。

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ゲラ=ハ

Citizen:ゲラ=ハ
私の名はゲラ=ハ。作者になり代わり中止をお詫び申し上げます。ところで、角なのですが、Paradiseへ向かう頃には全部抜け落ちるというネタがあったようです。まぁそれが本来の私なのですが、いささか頭が寂しくなる話です。SKYRIM?ゲッコ族は生理的に寒いのは困ります。

Author:金明孟宗
普段は二次小説だか何だかの人です。
棲息地:【孟宗劇場】
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