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#50 白馬の騎士(8)

.15 2007 OBLIVION日記 comment(0) trackback(0)
「この鎧、男女差が無いぞ」
「よくお似合いだと思いますよ」

悩み

いやぶっ殺すぞ貴様と申されましても。

遅れてやってきた騎士たちなるほど我々は伯爵に取り立てて頂いた恩義を忘れるどころか、最初から黒弓盗賊団の間者であったとする訳ですか。真実を覆い隠すための結末として有り得ない展開ではありませんが、伯爵はそこまで愚かとは思えません。

「な、何を云っている!我々はただ、」
「マゾーガ卿、それは誤解だ!」

北側に盗賊の襲撃があったのは本当だと彼らは云います。しかしそれは勿論、ここまで到着が遅れるほどの規模のものでは無かったでしょう。想像するに彼らは、黒い弓の収集やガフガリアンを追い詰めることに関して手を抜いていたのです。

「そうか。ならばただの腑抜けか」

それでも剣を収めずに彼女は云います。

「無礼な!言葉が過ぎる!」
「いや、貴様らはガフガリアンに従うことも、討伐することもできずに
 悪戯に時を過ぎさせ、更にこの場面で騎士として元騎士団長に
 引導を渡すことさえできなかった腑抜けの集まりだ」
「マゾーガ殿、やめましょう」

騎士たちを責めるなら、部下に対して最後まで責任を果たさなかった彼も責められるべきです。ですが・・・ひとは常に完全で強く居られるわけではありません。彼らの苦しみは、ともすればガフガリアンに従った者たち以上のものであったかもしれません。

「ご遺体が奥にあります。お願いできますか?」
「・・・承知した」

伯爵の悲しみ我々は城へ戻り、人目を避けて伯爵に指輪を渡します。騎士団でご遺体を運ぶようにしていることを告げると、伯爵は一言ご苦労だったと云い、少し一人にして欲しいと去って行きます。彼が「失踪に至る経緯は今更知りたくない」と綴っていた理由が、今となっては理解できます。

さて、マゾーガ殿はこれからどうなさるおつもりですか?
騎士たちをあのように愚弄したということは、最早・・・

「ゲラ=ハ、御前に謝らなければならない事がある」

な、なんですか?

「伯爵は目的のために手段を選ばないという意味で私たちを利用した。
 面白くない事実だろう。だが、その意味では私も伯爵と変わらない」

つまり、彼女はいままでその件について一言も発した事が無かったのですが、《クヴァッチの英雄》を利用したというのです。ご存知でしたか。しかし私が城を訪れるのは賭けだったのではないですか?

「いや、御前が最初に伯爵と謁見したとき、通路で聞き耳を立てていた」

マゾーガの告白盗賊やならず者たちの間では、黒弓盗賊団が突然姿を現した事実から、その正体が誠しやかに噂になっていた、と彼女は云います。彼女が親友の仇の居場所を突き止めたとき、別に居座るのはレヤウィンでなくても良いはずでした。つまり彼女は黒弓盗賊団の件は、騎士になるために利用できると最初から踏んでこの城に居座り、そこに私が現れたという訳です。

そして書店での会話と、ブルーゴと戦ったときに本人に直接カマをかけたことで(私には聞き取れませんでしたがそういう会話があったようです)彼女は噂を確信したということです。そして彼女は私の存在を盾にすることで安全を図ってきたと頭を下げます。

「だが、後のことに考えが足りなかった」
「私も伯爵と結託して、すべてを貴女の罪にするとは考えなかったのですか?」
「御前はそんな事はしない」

それは光栄ですが、これから先はどうするのでしょうか。彼女は応えずに歩き出します。城を出て、ロッジへ。すぐさま何らかの危険があるとは思えませんが、逆にこのまま町を出たりする方が不自然ということもありますか。騎士たちに我々の告発が言い含められていなかったとはいえ、令嬢の死については何らかの発表が必要な筈。街でガフガリアンや令嬢の話を聞いたことがないのを考えると、これまでは表向き秘匿されていたようです。

彼女は強引にここまで進んできました。しかし今、伯爵や夫人の胸先三寸で、ガフガリアンと同じ目に遭うかもしれない。さりとて何らかの行動に出る訳にもいかない。そういう袋小路に入ってしまったのです。そこまで心配する必要は無いと思う反面、全く有り得ないと言い切れないのも確かではあります。一応ガフガリアンの告白書は私が持っていますし、《英雄》が此処に居る限りは大丈夫でしょうが、それも困りもの。彼女が謝罪しているのはそういうことです。



我々は翌日から令嬢の葬儀の警備や後始末で時を過ごしました。葬儀では以下のように説明されました。伯爵令嬢は、《黒弓盗賊団に拉致殺害され》てしまった。ガフガリアンとブルーゴは《勇敢にも敵と抗い、名誉の戦死を遂げた》と。ロッジが街から離れていることは幸いでした。皆がこの話を信じるとは思えませんが、彼らはそういった名誉を重んじる者たちなのです。

トレーニング中の騎士騎士たちとの関係は少々ギクシャクしたものになりましたが、彼等にも思う所はあるようです。騎士の中には、マゾーガ殿と同じ事を予測していた方もいらっしゃったようで、彼は最初から黒弓盗賊団の本拠には顔を出さなかったと云います。どちらにしてもそれは現実から目を反らせただけの行為だが、一方では我々のあからさまなスタンドプレーや功名優先の行動を認める訳にはいかない、と本音を吐露されました。

1週間ほどが過ぎた後、巡回とロッジの警備担当を除く白馬騎士一同が王座の前に呼び出されます。伯爵は葬儀までの様子から一変し、公人としての顔を見せておられます。用向きは噂になっていたこともあり、一同の共通認識のはずです。

儀式は苦手です「今日集まって貰ったのは他でもない。
 新たな騎士団長を任命したいと思う」

前へと云われ、私は伯爵の言葉に抗わずに前へ進み出ます。
(※騎士たちのポーズは2ch発。作者さんに感謝)

「君はこれまで謙虚にも、自身に縁のない、この地のために尽くしてくれた」

しかし、噂通りにはならないのですよ。

「君の功績を讃え、英雄の名をもって新たな騎士団長・・・
 マゾーガ卿の後見人となることをお願いする」

振り向いて彼女の虚を突かれた顔を見てみたいものですが、我慢しましょう。続いて騎士団長の任命式が執り行われます。



あれは葬儀の前日だったでしょうか。私はご不浄などと理由をつけつつ雑用から離れ、城内で伯爵夫人に声をかけました。

「何用ですか、騎士団長?このような時間に」
「まだ任命は受けておりません」

伯爵夫人への提案最早城内の噂です。上手く立ち回ったものだと皮肉を仰る伯爵夫人。相変わらずですが、私は最初から賢明な女性の態度として首を傾げていました。《英雄》と認識している相手に対して、アルゴニアンに対する苦言を敢えて言葉にするのは、本音であっても伯爵夫人の言動としてどうかと。

「騎士たちに黒弓捜索の手を抜かせていたのも、
 我々の妨害を試みたのも貴女ですね?」

お答えになりませんか。ではこう言い換えましょう。
貴女は娘の行動に協力、あるいは味方していたのではありませんか?

「少しは他人の気持ちを考えては如何ですか。
 汚らしいアルゴニアン、これ以上何を望むのです?」

私では騎士団長に相応しくありません。理由を挙げればきりがないのですが、先日の戦いだけでも、その理由は有り余るほどです。分断戦になったにも関わらず、《独断で敵の本拠に侵入》したこと。それに伴い、《前騎士団長ガフガリアン、および正騎士ブルーゴを犠牲にしてしまった》こと。他にも《正騎士マゾーガを危険に晒した》こと。これらが告発されることはあっても、讃えられることはないでしょう。

しかし勿論、《真実ではありません》から、すでに暗黙の了解となっている本件に関して伯爵の立場もありません。そこで別の人物を騎士団長として推薦したということにします。そして今ひとつ。許されるなら正騎士としてのマゾーガ殿の身分を保証する後見人となります。そう、《クヴァッチの英雄》の名をもって。マゾーガ殿に関しては、私から彼女を騎士団長にとまでは申しません。彼女であれば、いつかはそこまで到達できると考えますから。

「小賢しい」
「僭越ながら、これでも無い知恵を絞ったつもりです」
「アルゴニアンはいつもそう。小賢しく立ち回って恩を押し付け
 それで何をするかと思えば、ただ湿地(マーシュ)に帰って行くだけ
 ・・・そのためなら家族も平気で棄てて行く」

それはまさか、カロールの、

「判りました。忌々しくはありますが、貴方の提案に乗ってあげましょう。
 ・・・いずれにしても、今回の件では伯爵と話し合う時間が必要でした」
「深い恩情に感謝いたします」



さて、そろそろ退散しましょう。レヤウィンには長居し過ぎました。ロッジに戻る必要がありますが、実はもう装備品は隠してあるのです。いつの間に?まあ事件以来マゾーガ殿も大人しかったので、街道に陣取る盗賊の方々から失敬したものです。やはり私には騎士は、

「式典の途中で逃げ出すな」

見つかりましたまたスクーマで足止めされる訳にはいきませんからね。そんな事より今後です。突然に騎士団長などに任命されても、騎士たちとの関係を築くのは大変でしょう。貴方ならやり遂げるとは思いますが、少なくとも力ずくという訳にはいかない世界の筈。貴女は仕えるべき主君も、束ねるべき部下も疑うところからスタートしています。これを正方向へ持っていくのは大変ですよ。とまあ、余計な事は口にしません。

別れ「建前は私が後見人ですので、余り無茶をされては困ります。
 あのトカゲが推薦したのはとんでもない悪党だった、
 なんて事態は勘弁してくださいよ」
「無礼な。御前こそ、建前は後見人だ。
 御前が無事にレヤウィンの外にいる状態、
 いつでも議会に対して働きかける事ができる状態でのみ
 私の身の安全は保証される。
 だから・・・勝手に野垂れ死にされると私が困る」

それこそ建前ですよ。私自身が自由でいるための。貴女が正しくある限りは、伯爵も伯爵夫人も、今回の件やあなたの過去から何かを穿り返すことは無い、と私は思います。

「そこまでして帰りたいのか?」

伯爵夫人も仰っていましたが、アルゴニアンは「呼ばれている」と故郷の湿地に帰って行くという噂です。なのでマゾーガ殿の言葉になるわけです。意味は違いますが、間違ってはいません。私は何も諦めていませんから。

「そうですね、帰りたいです」
「そうか・・・私に何ができる?」
「もう十分頂きました」

実際問題、騎士団の仕事でかなり儲けが出ていることもまた事実です。それはともかくとして一時は後悔もした騎士団での経験は、決して無駄ではありませんでした。

我々は誰もが少しずつ醜いものを抱え、そして時に間違いを犯します。
英雄、騎士、貴族・・・こんなただの言葉に捉われていたのは、実は私の方だったのかもしれません。

■一曲いかがですか?the 3rd■
デスさま登場もしも~し、一曲いかがですか~♪というよりあなた顔面燃えてますけど大丈夫ですか~ってまさか、そんな!

「・・・貴様が何故此処にいる?」

そんなかわいい声で渋く決めちゃっても困りますよ♪
というか背丈ちっちゃく無いですか?それにおっぱいあるし。

デス=ブレトン♀、エロール=ノード♂自ら身体を張って萌えキャラ化するなんて流石はデスちゃん!それとも実は妹にも云えない女装の趣味がおありだったとか?ププッ。これは面白いものを見せていただきました。

「ええい黙れ!我はこの身体の持ち主の無念の声を聞いてやってきただけだ!」

それはまた貴方らしい物好きな行為ですが、そんな燃える骸骨の顔で大丈夫なんですか?え?こう見えるのは私だけで、スィロディールの人間にはフードを被った女に見えている?何てもったいない。ところでどなたなんです、そのかたは?

実はロリっぽいルノー隊長。Natural Facesを入れただけ。「女の名はルノー。騎士のようだ。
 そして主君を最期まで
 守りきれなかったことを悔いていた」

何と!あのNatural Facesを導入するだけであどけなさが出るというあの彼女ですか?!(※ちなみに、もう修正する気がないですが、360版の表記は「レノルト」。実際にそっちが正しいと今は思います。クルマのルノーとスペルが似てるし、ボイスはルノーと聞こえなくも無いと言い訳)ああ、なんて勿体無い。そんなイイ匂いさせておいて顔が骸骨なんてあんまりですよ。ねね、ちょっとだけ、

しかし明るいところだとディテールぶっ飛び「ええい、寄るな!嗅ぐな!」

ああすみません、もう何かすごく危険な気分になってきたのですが、どうしてくれましょう。見境が無いのが定評の私です。

「・・・この世界でなら貴様を叩きのめしても構わんな」

ですきっくわ~いデスちゃんが怒った~♪

「全く、貴様の監視までせねばならんとは・・・」

まあいいじゃないですか。実は結構寂しかったんですよ。
みんな私に無礼だし、友達になってくれないし。
ちょっとしたことで直ぐに牢屋に入れられるし。
実際たいまつ代わりになりそうそれは私に問題がある?何故ですか、私は神の役目を離れてフリーダムを満喫しているだけなのに。それにあんまりですよ。ゲラ=ハさんなんか捏造少し自重しろって日記だし。貴方が来てくれて嬉しいですよイッヒヒ。

「妙な目で此方を見るのをやめろ!」

MOD:Tdas Scythe MOD
刀剣属性の両手武器として数種のカマを追加します。導入後は帝都のSlash'n Smashで販売されますが、結構高価に設定されています。また攻撃力や耐久値もかなり高めで、バランスブレイカーかもしれません。画像のデスのカマがこのうちのひとつ。
MOD:GR Spirit Scythe
こちらはカマ1種と骸骨顔(装備品)を追加。導入後はとあるダンジョンの奥に居る敵が装備しています。ヒントはReadmeを。幽霊がうようよするダンジョンなのと、MOD装備を使う敵が結構強い(というかアグレッシブ)ので、低レベルで取りに行くと結構辛いです。
MOD:Extra Robe Pack
標準ボディ用の数多くのローブやフードを追加します。導入すると世界中の店に売り物として追加され、エンチャントされたものもあり。魔法プレイにおすすめ。


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★Notice★

「The Elder Scrolls IV : OBLIVION」のプレイ日記の体裁を取っていますが、「ロマンシングサガ ミンストレルソング」のキャラクターRPであり、両作の二次創作要素を含有した1人称小説でもあります。

これはCyrodiilで作者が体験した物語であり、あなたのプレイしたOBLIVIONとは異なる可能性の方が高いです。では、良い旅を。

◇サムネイル画像はマウスオーバーでポップアップします。ポップアップした画像からカーソルを離すと消えます。所により、大きめの画像でも更に拡大することがあります。

◇使用MODは日記本文中で紹介していますが、クエストMODでは別記事にしていることもあります。

◇ネタバレ、妄想/脚色含有にご注意。キャラクターには、故意に間違った情報の解釈をさせていることもあります。

Profile

ゲラ=ハ

Citizen:ゲラ=ハ
私の名はゲラ=ハ。作者になり代わり中止をお詫び申し上げます。ところで、角なのですが、Paradiseへ向かう頃には全部抜け落ちるというネタがあったようです。まぁそれが本来の私なのですが、いささか頭が寂しくなる話です。SKYRIM?ゲッコ族は生理的に寒いのは困ります。

Author:金明孟宗
普段は二次小説だか何だかの人です。
棲息地:【孟宗劇場】
ご意見ご感想などは【こちら】

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