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#32 蜥蜴の英雄(2)

.13 2007 OBLIVION日記 comment(0) trackback(0)
夜明け。兵士たちの希望に満ちた顔。

そんな目で見ないでください

そんな目で見ないでください。

足場の悪い橋を渡り、隣の塔へ入ると、スニーク状態にも関わらずすぐにドレモラに見咎められます。相手がひとりであったのと、武器を構えていたので問題なく対応できました。ちなみに私の得物はスニークアタックに意味がありません(槍だけでなく、弓を除く両手装備にはスニークの恩恵がありません)。見つかったらすぐに立ち上がるべきです。槍に限らず、スニーク状態のままでは近接武器は連続攻撃ができないのです。

捕らえられていたメニエン=ゴーネルド(Menien Goneld)戦いを始める前から気がついていたのですが、予想に反して私は辿り着いたようです。兵士メニエン=ゴーネルド(Menien Goneld)は、吊り下げ式の牢屋に捕らえられていました。

「牢を開ける仕掛けを探しますので少々お待ちを」
「私のことはいい!急げ!時間が無い!」

彼の言葉どおり、先程倒したドレモラは鍵を持っていました。これでもう一度先程の塔に戻り、先に進むべきだとのことです。そこにはこの異世界への入口を固定するための仕掛けがあるのだとか。

「しかし」
「こうしている間にも外では断続的にあの怪物共が押し寄せている筈。
 時間の猶予は無い!元より覚悟の上の潜入だ」

死体処理機(Corpse Masher)手前はクランフィアというモンスター一見しても周囲に牢屋を開ける仕掛けはありません。

「この牢屋は私の命を奪うときにのみ開かれる。そういう仕掛けになっている」

私はこの塔の下まで降りて仕掛けを探しました。先程の塔と同じく基本構造は吹き抜けになっているようです。塔の底では多数の鋭利な杭が天を見上げる構造になっていいます・・・何のためにこんな仕掛けがあるのかを考えるとぞっとします。そして牢屋を開く仕掛けは見つかりませんでした。

「とにかく、私を救うと言ってくれるのなら、その足で先を急いでくれ。頼む」

赤い光の伸びる塔の頂上へ仕方なく先に進むことにします。
私がこの男と再会することは二度とありませんでした。

赤い光の伸びる塔へ戻り、鍵を使って先へ進みます。シジル・キープ(Sigil Keep)という場所に、この異世界への門を開けたままにする仕掛けがあり、そこに据えられたシジル・ストーン(Sigil stone)を取り除けばいい、とのことでしたが・・・。門を閉じた時に、こちら側にいる我々はどうなるのでしょう。此処に取り残されるのだけは勘弁願いたいです。願えるのなら私はマルディアスに飛ばされるとか・・・そんな都合のいい話があるはずがありません。

ITEM:シジル・ストーン(Sigil stone)
Sigil Stoneオブリヴィオン・ゲートを固定するための触媒。OBLIVIONの塔(複数ある場合、名前にPortalと付いた塔)の最上階にあります。ゲートを閉じる行動で同時にこの石を入手することになります。使用すると手持ちの装備品に決められた魔法エンチャントができるアイテムでもあります。効果別にかなりの種類があるようです。

●ゲートを閉じた時のプレイヤーレベルによって効果の大小が違う
 シジルストーンを入手できます。
●このクヴァッチのイベントの時のみ、ゲートを閉じるときの
 ボタンを連打することで複数のシジルストーンを入手できます。
 今のところ最高記録4個。
●好きな効果をエンチャントしたいなら、これに頼らずに
 魔法ギルドに入ってください。

この世界の象徴とも云える不気味な赤い光は、この石から出ているのでしょうか。見た目どう見ても灼熱の中に浮いているようにしか見えません。石を取り外せと言われてもこれに手を伸ばすのは躊躇われます。魔王軍の切り込み隊長でもなければ、いきなり手を伸ばせないのではないでしょうか(すみません、キャプテンがそんな本を読んでいたのです)。結果が不明でしたが、こんなときにはなるようになる、というのが海賊流だそうで、私が唯一慣れない部分です。とにかく、結果を期待するしかありません。

シジル・ストーンに触れ、手に取ると不思議と温度は感じられませんでした。いえ、どちらかと言うと熱さより冷や汗が五感を支配していました。忽ち周囲は目も眩むほどの光に包まれ、私は異世界に取り残されることなく・・・私にはどちらにしても異世界のスィロディールに戻っていました。

サヴリアン2夜が明けています。兵士たちも全員無事のようです。塔の中で息絶えた方々と、メニエン殿を除いては。私としては当てが外れて暗澹たる思いでいたのですが、オブ何とかが消滅したのを確認した兵士たちは反撃の機会が訪れたと血気盛んで、感謝と期待の瞳をこちらに向けてきます。そんな目で見ないでください。

「すみません、一人しかお救いできませんでした」
「何を云ってるんだ!ゲートを閉じてくれた、
 それだけでも十分だ!」

流石にサヴリアン殿だけは単純に浮かれている訳でもありません。まだ事態は収まっていないのです。「あれ」は無くなりましたが、街にはまだ残ったモンスターが徘徊しているのですから。彼は引き続いての協力を申し出てきました。半ばヤケクソ気味であったことは白状しますが、乗りかかった船です。ここはお付き合いしますよ。

「む・・・君はギルドの戦士なのか」

色々聞かれたので、とりあえずギルド員であると答えます。まあ籍を置いただけであとは草人間に追いかけられただけなのですが。サヴリアン殿は少し表情を曇らせます。あまりいいイメージを持っていなかったのでしょう。

「後から法外な謝礼を望むとか、そういうことではありませんよ」
「い、いや。ギルドにも君のような者がいたとは、
 認識を新たにしなくてはいかんな」

少々訳がわからなくなってきました。
ギルドのイメージアップをしたいわけではないのですが。

「すぐに加勢したいのですが、リペアハンマーが尽きてしまいまして。
 補給できませんか?」
「それなら避難民の中に商人がいたはずだ。待っているぞ」

反撃を伺う兵士たちオブ何とかの向こうで色々入手したため、それを売却する必要もありました。私はクヴァッチの避難民の元に戻り、持ち物を整理することにします。後から考えれば、このときの判断を間違ってしまったら、この異世界で死を迎えることになったかもしれません。

判断とは、入手した素材から作ったポーションを念のために売却しなかったことです。

礼拝堂の前の戦いに勝利できれば、立て篭もった人々を解放できます準備を終えた私は、サヴリアン殿が率いる兵士たちとともに街へと向かいます。一度に多数のモンスターを相手にしなければならないという意味では、これからの戦いはオブ何とかに潜入したときとは比べ物にならない厳しさが想定されます。こちらも多勢で向かってはいるのですが。

予想通り厳しい戦いで、犠牲者も出しました。サヴリアン殿もモンスターの狭間で膝を着く場面がありました。それでも勝利を手にしたとき、彼は力強く云います。

サヴリアン3「これで立て篭もった人々を解放できる!」

か、肩をお貸ししましょうか?

「そんなことよりこれからだ!
 市民の安全を確保したら、町からモンスターを一掃し
 伯爵をお救いせねばならん!」

流石は隊長です。彼は言葉を終えると立ち上がり、真っ先に礼拝堂へと飛び込んでいきました。

熱い視線サヴリアン殿に続き、生き残った兵士たちと私も礼拝堂に入ります。犠牲は出ましたが町の正門からここまでの安全は確保されました。サヴリアン殿は、礼拝堂に篭って恐怖に怯えていた人々を街の外へ連れ出すように部下に指示を出します。

「・・・」
「何か?」

避難する人々の中から、何だか熱い視線を感じたので見てみると、どうやらこの礼拝堂の神父のようです。神父と言えば、街の外にいた男は、ワケのわからない破滅を語っていました。係わり合いにならない方がいいでしょうか。

「君は・・・アカトシュ(Akatosh)が遣わした・・・私の・・・運命の人だ」

いきなり手を握るのはやめてください。
余程の恐怖だったとお見受けしますが、大袈裟すぎます。私はナインの1柱の名を持って此処に来たわけではありませんよ。むしろ只の通りがかりですが。

「だからこそ・・・運命なのだ」

・・・は、早く連れてってください。また何か受信したのかなど兵士に散々言われつつ、彼は他の避難民と共に行ってしまいました。やれやれ。

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★Notice★

「The Elder Scrolls IV : OBLIVION」のプレイ日記の体裁を取っていますが、「ロマンシングサガ ミンストレルソング」のキャラクターRPであり、両作の二次創作要素を含有した1人称小説でもあります。

これはCyrodiilで作者が体験した物語であり、あなたのプレイしたOBLIVIONとは異なる可能性の方が高いです。では、良い旅を。

◇サムネイル画像はマウスオーバーでポップアップします。ポップアップした画像からカーソルを離すと消えます。所により、大きめの画像でも更に拡大することがあります。

◇使用MODは日記本文中で紹介していますが、クエストMODでは別記事にしていることもあります。

◇ネタバレ、妄想/脚色含有にご注意。キャラクターには、故意に間違った情報の解釈をさせていることもあります。

Profile

ゲラ=ハ

Citizen:ゲラ=ハ
私の名はゲラ=ハ。作者になり代わり中止をお詫び申し上げます。ところで、角なのですが、Paradiseへ向かう頃には全部抜け落ちるというネタがあったようです。まぁそれが本来の私なのですが、いささか頭が寂しくなる話です。SKYRIM?ゲッコ族は生理的に寒いのは困ります。

Author:金明孟宗
普段は二次小説だか何だかの人です。
棲息地:【孟宗劇場】
ご意見ご感想などは【こちら】

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