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#20 Days of Wine & Flaxes(4)

.27 2007 OBLIVION日記 comment(0) trackback(0)
「面白い武器を使うのね」
「生理的に槍が好きなもので」

洞窟内の風景

「リーチの長さは羨ましいが、気を使いそうだな」
「まさかI'm on your side!を連発させるような戦い方する訳ないわよね」

返す言葉もございません。申し訳ない。
仲間が居るときは味方に当てないように気を遣いましょう。
上記の台詞を耳にしたら、それはあなたの攻撃が味方に当たっていますよ。

翌日、戦士ギルドで話題になっていたゴブリンの巣を探索することにしました。休暇を取っておきながらわざわざ危険に踏み込むリーガン殿には恐れ入ります。ゴブリンもなめてかかるわけにはいかない敵です。下等だと頭から決めてかかるのは、彼らのきちんと役割分けされた戦いぶりを見てからにしたほうがいいでしょう。バーサーカーの攻撃ラッシュの勢いは、中途半端な戦士には抑えきれず、シャーマンの魔法で麻痺させられでもすれば破滅です。弓は大変便利な武器ですが、それだけに弓を使う敵は敵に回すと厄介です。

ですが今回の場合、共に戦う仲間を得た私にも役割分担が出来ています。いざとなれば槍も使いますが、基本的に弓を使った斥候に徹することで、一度に沢山の相手をしないように心がけることにしましょう。とにかく、乱戦は避けるべきだと学びました。

召還防具はエンチャント防具と同じく光ります。「思ったよりやるわね、連携ができてる」
「言われてみればそうだな。
 彼らを束ねているボスがいるのか」

いやいやそれも気になりますが、2、3突っ込みたいところがあるのですが。何故戦闘になるといつもローブをわざわざ脱ぐんです?

「魔法に関しては無知のようね」

何でも、召還魔法に属する魔法には、防具を召還するものがあるのだそうで。彼女の場合、戦闘になると折角のローブを脱ぎ捨てて、召還したグリーブを身に着けています。他の召還魔法と同じく、召還防具には時間制限があり、時間がたつと消えてしまうのだそうで。いやいや、それなら全身分召還してくださいよ。

「気になる?」

突っ込みどころがあるのですが。ですから、その笑みはやめてくださいってば。
後もう1つ、ゴブリンの死体に跨るのやめてください。

「気になる?」

わざとやってますね?

「魔法系のコンパニオンだと、こういうサービスが見られることがあるわよ。
 心しておきなさい」

何がサービスですか。

「まあ、良心が咎めるというのなら、最初から普通の鎧を買ってあげることね」

鎧と言えば随分消耗しましたね。
リーガン殿、皮鎧がもうダメになっているのではないですか?

「基本的に私たちは修理スキルを持ってないわ。もちろんMODによっては
 リペアハンマーを渡しておいて修理をするように言えばしてくれるものも
 あるけど、どちらにしろ仲間の防具に関してはリーダーが気を配るべきね」

なるほど。しかし手持ちに余裕がありません。今回はここで切り上げましょう。丁度洞窟も一回りしたようですし。

「統制が取れているが、リーダーらしき姿が見当たらなかったのだが」
「無理は禁物です。仕方ありませんね」
「支給の鎧に替えるから待ってくれ」

どのみち、時間もそれなりにかかっていますから、継続するわけにもいきません。ですが、耐久力を失った防具は身につけることが出来ないのです。我々は洞窟を出て、街に戻ることにしました。もう陽が暮れています。

「やはりその格好を改めてみると、リーガン殿は衛兵ですね。
 防御力にも差があるでしょうし、最初から支給の鎧を使っても良かったのでは」

何のことは無い発言のつもりでしたが、リーガン殿は足を止めます。

「昨晩酒の席で言っていたね。帝国兵の話」

記憶が乏しい状況の話で申し訳ないですが。

スキングラッドにある彫像。「こんな鎧はただの格好でしかないよ。
 私はどんな格好でも衛兵だし、君の話の帝国兵もそうだ。
 私が明日から持ち物を鍬に代えたって、街の誰が農夫と呼ぶ?
 衣装を代えた所で私は私だ」
「よしなよ」
「なんなら衛兵装備の一式を着てみるかい?
 ゲラ=ハ、何を着たって君は君だろう?」
「すみません。お気に障ったのなら謝ります」
「ただの考え方の違いよ。それに私のアルゴニアンは身分というものの
 儚さを云っているだけで、コスチュームがすべてと云ってる訳じゃないし」

庇っていただけるのは有難いですが、「私の」は余計です。
貴女の場合、好意というより所有とか支配のニュアンスに聞こえて怖いです。

それにしても。
休日まで人々の安寧に尽くしているかに見えるリーガン殿ですが、言葉の裏には自らの職業から離れたがっているようにも聞こえます。何か事情があるのでしょうが意外でした。

「いや、済まなかった。どうかしてるな私は」
「いえ、私こそ職務を嘲笑するように聞こえたかもしれません」
「謝罪ついでにもうひとつ。昨日の今日で申し訳無いんだが」

彼の曰く、グラルシール殿に会ってくれとのこと。今朝早く、ベルナデット嬢が彼に突然に大声で怒鳴られて怖い思いをしたのだとか。そういえば今日の冒険は昼近くになってから始めました。リーガン殿が遅れた事情がこれだったのです。

「彼女は監視者ではないと云って欲しいんだ。
 彼女にも、グラルシールにも悪い事態になる前に」
「それは構いませんが…」

解決になるのでしょうか。彼が私の言葉を信じるかどうかは分かりませんし、結果として私まで敵とみなしてしまったらと思うと。

「今日はあらかじめ宣言しておくよ。隠れて君たちを伺う。
 いざとなったら私が何とかする」
「そうならないように気をつけます」
「…」

夜の街、教会の裏手。グラルシール殿は私の姿を見ると嬉しそうに近付いてきます。彼にしてみれば、自らの正当性を証明してくれる証人が私ということになるのでしょうが、気が重い話です。そして、彼が提示した人物に怪しい所は見受けられないと告げると、彼は半信半疑の視線を向けてきましたが、仕方ないといった風情で礼金を差し出します。どうしたものやら。そして、ならばということで別の人物の名前を挙げ、同じように調査を依頼してきました。グラルシール殿が去ると、物陰からリーガン殿とファラーヌ殿が現れたので、かいつまんで説明します。

「まずいことになった」
「心配いらないわよ。トーティアス卿は常識人だし、
 グラルシールに何か云われた所で問題になることもないでしょう」

男性だから大丈夫、という意味でファラーヌ殿は安心を促したのですが、リーガン殿の表情は変わりません。グラルシール殿が今回挙げた名前は、トーティアス・セクスティウス。執政官とも親しくしている城勤めの人物です。つまり、名士と呼ばれる方。権力者というわけで、下手をすると暴言だけで処罰される可能性もあるとのこと。

「取り敢えず解散しましょう。明日は少し遠出になりそうだし、
 どのみちグラルシールに接触できるのは明日の夜中だわ」
「そうですね」

私にとってこの件は不安ごとではありましたが、さほど重要に感じていたわけでもありません。仲間と共に戦う、この懐かしい状態の方が心を占めていました。寄る辺の無い私は、ゴブリン退治だけでもお役に立てればと考えていました。本当に注意して見ていなければならないことに気が付く事ができなかったのです。

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★Notice★

「The Elder Scrolls IV : OBLIVION」のプレイ日記の体裁を取っていますが、「ロマンシングサガ ミンストレルソング」のキャラクターRPであり、両作の二次創作要素を含有した1人称小説でもあります。

これはCyrodiilで作者が体験した物語であり、あなたのプレイしたOBLIVIONとは異なる可能性の方が高いです。では、良い旅を。

◇サムネイル画像はマウスオーバーでポップアップします。ポップアップした画像からカーソルを離すと消えます。所により、大きめの画像でも更に拡大することがあります。

◇使用MODは日記本文中で紹介していますが、クエストMODでは別記事にしていることもあります。

◇ネタバレ、妄想/脚色含有にご注意。キャラクターには、故意に間違った情報の解釈をさせていることもあります。

Profile

ゲラ=ハ

Citizen:ゲラ=ハ
私の名はゲラ=ハ。作者になり代わり中止をお詫び申し上げます。ところで、角なのですが、Paradiseへ向かう頃には全部抜け落ちるというネタがあったようです。まぁそれが本来の私なのですが、いささか頭が寂しくなる話です。SKYRIM?ゲッコ族は生理的に寒いのは困ります。

Author:金明孟宗
普段は二次小説だか何だかの人です。
棲息地:【孟宗劇場】
ご意見ご感想などは【こちら】

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