FC2ブログ

スポンサーサイト

.-- -- スポンサー広告 comment(-) trackback(-)
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

#12 失意の船出(1)

.25 2006 OBLIVION日記 comment(0) trackback(0)
スパイク様、悩みを聞いてください
悩めるセレーネ嬢こんなトカゲ男の日記なんかどうでもいいから、ボク、いや私の話を聞いてくれ。確かに僕等はマヌケかもしれないよ。全世界のOBプレイヤーに笑われてるのは構わないんだ。でも、日本人はそれだけじゃない。ファンによるローカライズはいいことだと思うんだけど、何故かボクはボクっ娘に訳されてるんだ。これって酷いと思わないか?だからスパイク様、どうかボク、じゃない私をきちんとした言葉遣いに訳してくれよな。

彼女はこう云ってますが、これはこれでOKなのでは。
最初は英語の一人称は「I」しかないので、間違って女性に「僕」と言わせてしまう事もある、と思っていました。しかし、このクエストの登場人物の台詞訳の気合の入り方から言って、故意ですね?ヽ(´▽`)

真面目な話をすると、萌えとかではなくて、その方が「無邪気さや罪の無さ」が演出できていると思うのです。

ブローテッド・フロートウォーター・フロントで目にした帆船はその名を「ブローテッド・フロート(Bloated Flort)」といい、ジェンシン殿も言っていたように現在は宿屋として機能しているそうです。宿屋としての評判は様々で、ある人はユニークだと評し、衛兵などは「おすすめできかねる」と云っているようですが、もとよりこのウォーター・フロントという区画がスリなどが横行するスラムとして評判が良くないのだとか。

私としては、ブローテッド・フロートに情報だけでも期待するほかありません。いえ、後から振り返れば船や港といった雰囲気に魅かれる余りの行動だったのかもしれません。

ブローテッド・フロート内部宿屋としてはともかく、酒場としては比較的繁盛しているようで、周辺住民やパトロール中の衛兵までもが立ち寄っている様子。ここでこの間の暑苦しい衛兵長ヒエロニムスを見かけたことは驚きでした。彼は多くを語りませんでしたが、恐らくは彼の悲願である怪盗グレイ・フォックスの調査のため、なのでしょうか。客層は近隣の住民のため、本当に私が欲しい情報は得られません。

「ようこそ、ブローテッド・フロートへ。
 ここはスィロディール(Cyrodiil)で最も快適な水上ホテルですよ」

ブローテッド・フロート客室店主もどう見ても海の男という風情でもないようで、屈強な用心棒は「俺の前に立つな」と職務に忠実で話を聞いてもくれません。このまま帰るべきでした。私はつい、店主に10ゴールドを支払って宿泊してしまったのです。時間もそういう時間でしたし、手懸りは得られませんでしたが、せめて波に揺られて眠りたいという感情に逆らえなかったのです。

Quest:予期せぬ航海(An unexpected voyage)
ウォーター・フロントの船宿に宿泊すると開始される「巻き込まれ型」のクエスト。4人組の盗賊団にジャックされた船を開放するのがその内容。PC版では有志による田舎者4人組の翻訳が面白いので、からめ手の会話を試みるのがオススメ。なお、リーダー格のセレーネ嬢のみ、会話によって降伏させる(コミカルな展開になります)ことも可能。会話で降伏させた場合は、彼女のエンチャント武器を無傷で入手可能。

本能が夜中に目を覚まさせました。心地良い揺れの中での眠りを期待していたのですが、船の揺れが強く感じられすぎます。はて、この船はもう沖に出ることは無いはずでは?

「んだ?あんた?」

船室の扉を開けると、いきなり武装した男の姿が。
人を見かけで判断してはいけないとは思いますが、このマヌケ記号の塊のような顔は油断を誘うためであるのなら効果は抜群です。油断したわけではないですが、扱いやすそうな男なのでこちらから槍を向けることもないでしょう。

「私刑」の字を持つ田吾作「どうも。新しい仲間のゲラ=ハと申します」
「何を云ってるだ。オラたちブラック・ウォーター盗賊団は
 3ヶ月前に4人で結成したばかりだべ?」

分け前が減るのはゴメンだべと男は剣を抜きます。仕方がありませんね。船底の船室での戦闘は槍には不向きなので、私は男に拳で対することにしました。剣を抜いた以上は相応に相手しなければ、異郷の地で人生を終えることになりかねません。

男は物置の鍵と指示書を持っていました。何ともはや、持ってなければならないほどの複雑な指示でも無いようです。指示を出したと見受けられる「S」という人物が気になります。なんだか芝居がかった指示ですが、「船を沈める」とあるのでこれは放置できません。そういえば、用心棒はどうやら物置に閉じ込められていたようです。

ブローテッド・フロートの用心棒「助かったぜ。奴等オーミル(Ormil)と俺を
 人質にして船を出航させやがった」
「用心棒の貴方が歯が立たない相手には見えませんでしたが」
「おいおい、俺は用心棒兼舵取りだが、
 酔っ払い相手に強面で仕事するだけさ。
 見ての通り丸腰だし、帝都の中で人傷沙汰なんて
 想像できねえよ。ずっとうまくやってきたんだ」
「つかぬことをお聞きしますが」
「何だ?」
「船乗りと見込んでですが、マルディアスという土地をご存知ですか?」
「おいおい、世間話は後だ。とにかく安全を確保しないと船が流されちまう」

つまり私に何とかしろと。やれやれ。

「幸運を。今のあんたには一番必要な筈だぜ」

彼には職務上のプライドを発揮して欲しいのですが、まあ仕方がありません。私は階段を上がって、酒場のある1階へ向かいました。一見シャープな印象のあるダークエルフの女性が立っています。彼女もブラック・ウォーター団の一員でしょうか。

「御転婆娘」の字を持つイモ姉ちゃん「何やあんた、どこ行くつもりや?」
「へえ姐さん、えーとリンチ(Lynch)の旦那にですね
 ここに来るように云われたんで」

私としたことが、思わず口調がうつってしまいました。

「何やそれ。リンチがあんたを送ったん?
 セレーネ(Selene)と話すようにて、どういうことや?
 何やおかしいな?手筈と違うし、あんたの事なんか聞いとらんで」

貴女は口を開かない方がいいですね。シャープなイメージが台無しだし、余計なことを口にしすぎです。ただ、彼女はヌケた仲間を補佐できるほどには利口だったようで、折角の演技も役に立ちませんでした。私の言葉を疑い、彼女もまた剣を抜きます。今度は十分なスペースがあるので、槍で対処しました。この世界の流儀に従い、彼女の身包みを剥いでいると、後ろからやってきた先ほどの用心棒が

「グッドジョブ」

とひとこと。いきなり後ろから声をかけないでください。いかがわしい考えに憑かれた中の人は真剣に驚いていましたよ。何がGJなのか突っ込もうとすると、用心棒は甲板にも盗賊がいるので舵を取れないとぼやきます。盗賊団は4人組とのことなので、あとふたりということになります。船は沖へ出てしまっている様子で、まずは甲板の安全を確保して、舵を取れるようにする必要があります。

「憤怒」または「罰」の字を持つおらが村の力持ち「どうも兄さん、手伝いに来ました」
「あ~?なにを云ってるだ?
 《黄金のガレオン》は見つかったのけ?」

何ですか、どう見てもこの船にそんなお宝が隠されているようには思えませんが。もしかしたらあの店主が隠し持っているということでしょうか?それなら店主を脅迫するなりすれば済む事で、態々家捜しする必要が感じられません。あるいは、店主も知らない秘宝が、この退役船に隠されているのでしょうか。とにかく彼らの目的はその宝のようです。

「ん?大体おめは何だべ?ブツは売っ払って
 ブラヴィル(Bravil)のアジトで4人で山分けする約束だべ」
「残念ですがおふたりは死にました」
「んだら、あんさんを殺せばセレーネとわしで丸儲けだべ!」

彼の目には私もまた《黄金のガレオン》を狙ってきた別口の侵入者に見えたようです。やるしかありません。しかしまあ、彼らは若いというか、明らかにヌケているのは口調だけではないようです。船を出させたまでは良かったんでしょうが…。残りは一人。用心棒の話によると、「セレーネ(Selene)」という名前(偽名でしょう)のリーダーの女がいるようで、これが先程の「S」という人物のようです。危険な感じがする人物だそうですが、お仲間から見るにどうにもそういう気がしません。

comment

post comment

  • comment
  • secret
  • 管理者にだけ表示を許可する

trackback

trackbackURL:http://geckob.blog83.fc2.com/tb.php/15-0db45129

★Notice★

「The Elder Scrolls IV : OBLIVION」のプレイ日記の体裁を取っていますが、「ロマンシングサガ ミンストレルソング」のキャラクターRPであり、両作の二次創作要素を含有した1人称小説でもあります。

これはCyrodiilで作者が体験した物語であり、あなたのプレイしたOBLIVIONとは異なる可能性の方が高いです。では、良い旅を。

◇サムネイル画像はマウスオーバーでポップアップします。ポップアップした画像からカーソルを離すと消えます。所により、大きめの画像でも更に拡大することがあります。

◇使用MODは日記本文中で紹介していますが、クエストMODでは別記事にしていることもあります。

◇ネタバレ、妄想/脚色含有にご注意。キャラクターには、故意に間違った情報の解釈をさせていることもあります。

Profile

ゲラ=ハ

Citizen:ゲラ=ハ
私の名はゲラ=ハ。作者になり代わり中止をお詫び申し上げます。ところで、角なのですが、Paradiseへ向かう頃には全部抜け落ちるというネタがあったようです。まぁそれが本来の私なのですが、いささか頭が寂しくなる話です。SKYRIM?ゲッコ族は生理的に寒いのは困ります。

Author:金明孟宗
普段は二次小説だか何だかの人です。
棲息地:【孟宗劇場】
ご意見ご感想などは【こちら】

Category

Recent entry

LINK+

Recommend

Page Selector

RSS

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。