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#8 Good as New(3)

.04 2006 OBLIVION日記 comment(0) trackback(0)
「やるよ」
「だから、何をですか」
「さあ、命令しておくれ。薬草採りかい?
 戦いかい?それとも…ふふ」
「お、スクープ?!」

ジェンシン様、狂乱


ジェンシン(Jensine)殿、堪忍してください。

商店会の平和を確立した夜が明け、私は「グッド・アズ・ニュー」の店主ジェンシン殿を再び訪ねることにしました。これでも常に動いているので、人を尾行したりする間にも素材を収集してポーションを作ったりしていたもので、売却する必要があったからです。マメな自分が嫌になります。この地で小銭を稼いでいる場合ではないというのに。

「あんたは、いつもどこか客観的だね」

そんなに話し込んだ訳でも無いのですが、彼女はそんな事を言います。

「性分です」
「世話好きの血が騒ぐよ!何か悩みでもあるんじゃないのかい?」
「故郷へ帰りたいのです」
「アルゴニアンには珍しいね…いやゴメンよ」
「?」

少なくとも彼女にとっては、アルゴニアンというのは故郷に帰りたくない種族なのでしょうか。この世界の見識を広げる機会ではあるのですが、私は視線を下げた彼女の言葉に被せる様に、つい云ってしまいました。

「私はアルゴニアンではありません」
「魔法が解けてインペリアル(Imperial)の色男が出てくるのかい?」

インペリアルとは、皇帝をはじめとするこのあたりの人種だそうで。彼女は冗談めかして云いましたが、笑っていません。何故そんな気になったのか分かりませんし、町商人から情報が得られるとも思えないのですが、私は帝国市民ではないこと、マルディアスという地から超常的な事態でここに来ることになったことを話してしまいました。もっとも皇帝暗殺の件まで口を滑らせたりはしませんでしたが。

「マルディアス??モローウィンド(Morrowind)なら知ってるけどね」
「とにかくそういうわけで」

話を聞いて頂けただけでも十分ですよ。
私も人並みに不安を感じ、心細くもあったのです。
一礼して去ろうとしましたが、彼女の話は続きます。

「ところで、ゲラ=ハ」
「はい」
「あんたはお約束が無いことを嘆いているんだね?」

お約束とは?

「異世界に迷い込んだ主人公が人助けをする。そしたら
 関わった人々の中に協力者が出たりしてナゾに立ち向かうんだ」

おとぎ話ですね。確かに私の身に降りかかっているのは、それに近いような事態とも云えますが。そんな妄想に憧れているわけではありませんよ。寧ろ伝説の運命石とか、古の海賊王シルバーなどの方が…マルディアスの伝説を披露したところで仕方ないですけれど。

「しかもそれがヒロインだったら言うことなし」
「いえいえ。狂人扱いされそうなので吹聴して回ろうとは思いません」
「やるよ」
「何をですか」

かくして、彼女はいきなり目の前で服を着替えだします。ちょっと待ってください。気でも違ったんですか?むしろ見たくない(ので画像掲載なし)というか、何でもありません。逃げるなら今です。

「逃がさないよ!」
「いえ本当に結構ですから」

モメながら屋外に出て冒頭のシーンと相成る訳です。新聞屋のカジート(Khajiit:この世界の種族で猫のような姿をしています)に見られているし、道端での口論も後を引きそうです。ジェンシン殿の気持ちは嬉しいのですが、勿論丁重にお断りします。

「そうかい?残念だねえ」
「お、お気持ちだけで反吐が、いえ十分です」
「何か言ったかい?」
「い、いえ」
「いずれ、いや直ぐにでもここを去るつもりのあんたは、
 ここで起こることを上の空で見ている」

そうですね。

「けど、それまで生き延びるにも日銭が要るし、ここで生きてる人間は
 勿論、ここでの暮らしが重要だ。あんたも知識を広げ、何でもやってみることだよ」
「しかし私は」
「お約束を信じな!おとぎ話ってのは教訓でもあるんだ」

それを云いたい為だけに、態々着替えたんですか。
アドバイスは有難く頂戴します。

「もしもの時は帰って来るといいよ」
「…」
「ふふ、戻ってくるさ。私には解る」

こ、怖いですキャプテン。
恐ろしいことに、彼女のこの予言めいた言葉は当たってしまいます。
私はまた別の頼まれごとのために、彼女を訪ねることになるのでした。

MOD:Companion Share & Recruit
今回のようなプレイ日記でもなんでもないタダの妄想を実現する夢のようなMOD。クエストでの特殊な状況下(共に戦う/護衛する/救出するなどのシチュエーションがあります)以外は、基本一人で戦い抜くこのゲームに、旅の仲間を加えることができます。殆どのNPCを仲間にできるうえ、「周囲の薬草を採れ」「ここにいろ」「ついてこい」「いずれかの街のホテルで待ち合わせる」などの命令も可能。ステータスを確認したり、装備品を買って装備させることもできます。NPCごとに得意スキルや初期レベルが決まっているようです。兵士などはプレイヤーのレベルに応じてレベルが変化し、町人は固定レベルの人(商いをしている人など)と、兵士と同じようにレベルが変化する人がいます。デフォルトの装備品はほぼ固定ですが、プレイヤーレベルによって装備品が変化する人もいます。後は無敵設定がされている人(死んでも気絶扱い)と普通に死んでしまう人がいて、当然ながら死者は復活できません。NPCにはクエストに関わっている人物が居て、その辻褄を合わせるために、時期的に無敵設定がON/OFFされる場合があるようです。また、同じキャラが仲間に出来たり出来なかったりするような場合もあります。

導入後、インペリアルシティの魔法大学へ行く(行くだけでOK)と、これを実現する魔法が得られます。Companion Orderは仲間に入れる/外す、ステータス確認など。Companion Shareは装備の変更です。ただし、仲間にするためには友好度を上げなければなりません。仲間にしなくてもCompanion shareは友好度さえあれば効きます。

更に、このMODによってクエストが追加されます。魔法大学にいるデュラン(Duran)に話しかけて開始。マーカーで示される場所にいる3名の人物を説得するだけの簡単なものです。友好度を上げて、彼らの承諾を得ましょう。ひとり女性がいますが、彼女の場合は友好度を上げたあと、彼女の夜の行動を追う必要があります。3人の承諾を得ると、帝都のTiber Septim Hotelにデュランと共に集合し、以後仲間にできます。訓練や修理もできるので便利。ただ、将軍キャラは一度仲間にすると外せないようです(不要なら、どこかに待たせておけばOK)

※詳細は分かりませんが、イベントを進めたのに将軍達が集合してくれない場合、
 メインイベントのクヴァッチ解放をクリアするか、名声を上げるかかと思われます。

元よりゲームシステムの前提を変えてしまうのでバランスブレイカーなのは勿論、早く導入しすぎるとメインストーリーのネタバレになるのもネック。バランスの方はゲーム難度を調整できるゲームなので何とかなりそうですが。メインストーリー上で仲間がいる状態を経験してからの導入をおすすめ。

<追記>
コンパニオン系で最も手軽に導入できるこのMODですが、ここで紹介しているのはV2.0です。今となっては細かい命令や戦闘AIの指示が可能な他のコンパニオン系MODに遅れを取っていました。ただし、機能強化されたV3.0が公開されています。外部ツールであるOBSEが必須とのことで手軽さは少し失われましたが、かなり便利になっているようです。

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★Notice★

「The Elder Scrolls IV : OBLIVION」のプレイ日記の体裁を取っていますが、「ロマンシングサガ ミンストレルソング」のキャラクターRPであり、両作の二次創作要素を含有した1人称小説でもあります。

これはCyrodiilで作者が体験した物語であり、あなたのプレイしたOBLIVIONとは異なる可能性の方が高いです。では、良い旅を。

◇サムネイル画像はマウスオーバーでポップアップします。ポップアップした画像からカーソルを離すと消えます。所により、大きめの画像でも更に拡大することがあります。

◇使用MODは日記本文中で紹介していますが、クエストMODでは別記事にしていることもあります。

◇ネタバレ、妄想/脚色含有にご注意。キャラクターには、故意に間違った情報の解釈をさせていることもあります。

Profile

ゲラ=ハ

Citizen:ゲラ=ハ
私の名はゲラ=ハ。作者になり代わり中止をお詫び申し上げます。ところで、角なのですが、Paradiseへ向かう頃には全部抜け落ちるというネタがあったようです。まぁそれが本来の私なのですが、いささか頭が寂しくなる話です。SKYRIM?ゲッコ族は生理的に寒いのは困ります。

Author:金明孟宗
普段は二次小説だか何だかの人です。
棲息地:【孟宗劇場】
ご意見ご感想などは【こちら】

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